内容説明
本書は、高等学校において、複素数の初歩を学んだ諸君が、さらに進んで複素数とその周辺のことを知りたいと望む場合に役立つことを目的として、複素数と複素数を変数とする関数(複素関数)の初歩の部分を詳しく説いたものである。
目次
第1章 複素数の定義
第2章 複素数と複素平面
第3章 1次関数
第4章 2次関数
第5章 指数関数
第6章 正則関数
第7章 積分定理
第8章 正則関数の級数展開
第9章 複素関数論の展望
補充
著者等紹介
栗田稔[クリタミノル]
昭和12年東京大学理学部数学科卒。昭和24年名古屋大学教養部教授。名古屋大学工学部元教授・理学博士
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