内容説明
90年代から発展し続けるモダン・タロット・リーディングのコツがつかめる。段階を追った実践に基づく18のレッスン。コート・カード、ポジションのペア、小アルカナの解説が充実。質問の立て方からストーリーを創るところまでしっかり身につく。世界でもっともスタンダードなウエイト版を使用したタロット・レッスンの決定版。
目次
1 レッスン(タロットの基本要素;解釈の原則)
2 カードの解説(大アルカナ;小アルカナ;ケルティック・クロス・スプレッド)
著者等紹介
バニング,ジョアン[バニング,ジョアン][Bunning,Joan]
1950年代にワシントンDCで育ち、コーネル大学で、社会心理学の学士を取得。その後は作家、コンピュータープログラマー、ウェブサイト開発者として活躍。1995年9月に、ウェブサイト“ラーニング・ザ・タロット”をスタートさせる。サンプルのリーディングの紹介やその他タロット関連の情報を配信し、世界中の何千人もの人々が自分なりのタロット解釈を身につけることに貢献した。現在、夫、2人の息子と共にヴァージニア州在住
伊泉龍一[イズミリュウイチ]
占い・精神世界研究家。タロット・カード、ヌメロロジー、占星術、手相をはじめとして欧米の多数の占いを紹介している。朝日カルチャーセンター、NHK文化センターなどで講師としても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぺったらぺたら子
16
今迄に読んだ中で一番良かった。暗記したい人向けではなく、直感的にカードの示すエネルギーを読み取ることを目指している。エクササイズが素晴らしく、本格的に学びたい人は必携。初級者向けの本は大抵はカードを点として扱い勝ちだが(スプレッドも点の集まりでしかない)、本書は線として捉える為のポイントや訓練があり、像として捉える為の足掛かりとなる。全体にポジティブな解釈が多く、また、スピリチュアルな感覚がベースになっている。レイアウトの関係上無駄な余白が多いせいで字が小さすぎるのは難。文庫より小さい字で目の悪い人は注意2023/08/03
Tomochum
5
かなり実用的。レッスンとエクササイズがわかりやすい。自分をカウンセリングしていくみたいな感じで、あータロットってやっぱユングなんだーみたいな(※全くのど素人が必死に自分の中にある言葉で感想を用意しようとして失敗した例)。あらゆるスピリチュアルな言説や精神分析、心理学とのつながりを感じつつ、膨大で難易度高そうに思えた小アルカナの意味もすんなり入ってきた。2013/12/08
やふはふ
3
タロットを始めたばかりの頃から良く読んでいる本。直感力をどうやって鍛えるのか?と言うところから始まるので、本腰を入れてタロットを学んで行きたい人は一度は読んでおくと良い一冊。カードの意味も、ただつらづらとワードが書いてあるのでなく著者のイメージも同時に記してあるので参考になる。そして小アルカナをここまで詳細に記した本はなかなか無いので、これまた役に立つ。スプレッドはケルティッククロス一つだけ(ただしとても詳しく書いてある)なので、色々なスプレッドを知りたい人は別の本も購入したほうが良いかも。
宵子
2
タロットの意味やタロットを使う上でのポイントやレッスンについて書いたもの。またカード一つ一つの意味や似た意味のカード、反対の意味のカード、組み合わせなどもある。タロット鑑定した時には、いつも手元においておく本でもある。2013/02/18
高里奏
2
スピマ前にもう一度お勉強。2011/09/15