内容説明
主をなくした猫たちを大木のようにどっしりと、春風のようにほがらかに、迎えてくれる場所がある。ではいっしょにまいりましょう。いざ、猫の森へ。元祖キャットシッター南里秀子が紡ぐ人気の猫シリーズ第3弾。
目次
第1章 ネネとミン
第2章 猫の森、誕生
第3章 ナルの場合
第4章 猫ばぁ奮戦記
第5章 猫の森、株式会社になる
著者等紹介
南里秀子[ナンリヒデコ]
1992年に日本で初となる猫専門の留守番サービス「キャットシッターなんり」を開業。のべ4万匹を超える猫たちの留守番をサポートしてきた。2002年に飼い主亡き後の猫を引き受ける「猫の森」を設立、2006年には「猫の森株式会社」とした。現在はキャットシッターの育成と猫の森普及活動に力を注ぐほか、元祖キャットシッターとして執筆活動も続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
11
          
            キャットシッターを日本で始めた南里さんが、色んな事情で飼い猫を飼えなくなった愛猫を終の住処として預かる「猫の森」を立ちあげる話。譲渡する際は猫一匹につき200万円から。この金額はどうなんでしょう。お金を工面出来る人も限られてくるのではないでしょうか?最期までペットを飼う責任はありますが、もし無理な時にどうするか考えておかなきゃと改めて考えさせられました。2015/10/13
          
        fumikaze
5
          
            「猫の森の猫たち」色々と考えさせられることが多く、下手すると私などは読みながら落ち込みがちになる。昔、仕事を辞めたら猫や犬やたくさんの動物たちと一緒に暮らしたいと思っていた。自己啓発研修やワークショップでもやりたいことの一番にそれを描いていた。でも実際に仕事を辞めた時には高齢になっていて体力も気力もお金もない。あと自分が何年生きるか考えたら動物を飼うのは賭けみたいなものになってくる。...なんてことを考えながら読んだ。著者は元気いっぱいで人脈・交友関係も広くお金も持っていそうで、ちょっと羨ましくなった。2015/11/18
          
        ホレイシア
5
          
            自分に万が一のことがあった場合、愛猫を引き受けてくれるところ。うちの猫たちを見送る前は、そんなところがあったらいいなと思ったものだが、冷静になって考えてみるとどんなものだろう。ちなみに費用は1匹につき200万円。ビジネスとして成り立っているというところが、いかにも現代だね。
          
        りっか
2
          
            いつ自分の身に何があるかわからないので、こういうことは一度考えておいた方がいいかもなぁ2007/06/12
          
        メルセ・ひすい
0
          
            9. 19  「猫の森」㈱の宣伝・・・  自分が猫より長生きする確証はない。愛猫の将来、だれに託したらいいの? 元祖キャットシッターがスタートさせた「猫の森」で必死で生きようとする、主をなくした猫たちのさまざまな姿を描く。 2007/08/29
          
        


 
               
               
               
              


