目次
1940年代以前生まれのロングセラー
1950年代生まれのロングセラー
1960年代前半生まれのロングセラー
1960年代後半生まれのロングセラー
1970年代前半生まれのロングセラー
1976年以降生まれのロングセラー
著者等紹介
初見健一[ハツミケンイチ]
1967年、東京生まれ。主に1960~70年代のお菓子やおもちゃ、キッズカルチャーについての話題など、レトロな戯言をネタに執筆活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
イロハニ
20
以前文庫で刊行したがその時割愛した部分も再取材した本書。それで商品誕生秘話や包装の変遷が詳しくなった。取材協力は音順に赤城乳業~ロッテで71社。紹介商品となるとその数知れず…戦前からの長寿品も題材としてるが最古参は文政2年~の虎屋羊羹。漱石も宮沢賢治も愛した三ツ矢サイダー。大正時代、社内公募で名称を決めたリボンシトロン。森永ビスケ、グリコのビスコも戦前~だ。戦後…給食業界に包装機械考案稼働で他の追随を許さぬタカ食品。ユニークなオマケのケロッグ。アイス工場の救世主ガリガリ君などなど懐かしさも面白さも満載だ!2023/05/19
元気伊勢子
6
知っているお菓子も知らないお菓子もたくさん。読んでいてとても楽しかった。特に印象に残ったのが、森永のマリー、チョイス、ムーンライトの箱。今とは違い、ハプスブルク家の王女様の肖像画のような絵がプリントされた箱の時期もあったことを知った。お菓子を食べ比べしてみるのも、箱を集めるのも楽しそうだ。2020/10/17
hitotak
5
2008年に出版されたものの増補改訂版。著者の個人的想い出話の他に、お菓子の誕生秘話や名前の由来などが書き足してあるそうで、特にその部分が面白いです。大百科の名にふさわしく沢山のロングセラー菓子が紹介されており、パラパラっと開くとどこからでも読めて、楽しめます。サクマのいちごみるくや明治のハイレモンなど、本編で紹介しきれなかった分は写真掲載。ホワイトロリータやチョコリエールなど、ブルボンには長寿菓子が多いような気がします。2018/12/30
くらーく
3
随分あるのだねえ。子供の頃には高くて手が出ず、今となっては、体調の関係でお菓子に手が出ず。高嶺の花だなあ。 ロングセラーは企業にとっては良い商品なんでしょうな。ここでは、まだ昭和が生きている。 北海道で生まれ育った私には、風月堂のゴーフル、泉屋のクッキー、栄太郎あめ(文字が出ない)は、結婚して義理の家で食べたもの。別に特段美味しいものとは思わなかったけど、親世代にとってはそれなりに意味のあるお菓子だったんだねえ。まあ、末永く商品価値を保てると良いねえ。2022/11/04
kira
3
子供の頃から慣れ親しんだお菓子が並ぶ表紙に惹かれて手に取った。ふむふむ。あーこれ好きだったなぁ、懐かしいなぁ。と思いながらページをめくる。しかし、どれも、私が生まれるより前のお菓子。ほんとにロングセラー!ジューcはこれからも、ずっと生産して行って欲しいなぁ。(できれば、フレーバーももうちょっと増やして欲しい!今はソーダとグレープしか店頭で見ないので)2020/03/16