出版社内容情報
2005年刊行の『まだある。食品編』を改訂しました。もうなくなってしまった商品に替えて、女の子向けの商品や近年復刻された商品など16点を追加。今でも愛され続ける商品全100点をフルカラーで紹介!
内容説明
六〇~七〇年代、いわゆる高度経済成長期に発売された食品や飲料などのなかから、思わず「え?これ“まだある”の?」と叫んでしまうものを一〇〇点セレクト。ロングセラーの王道からレアアイテムまで、昭和っ子たちの記憶をシゲキする商品をオールカラーで一挙紹介!二〇〇五年に刊行されたシリーズ第一弾を完全アップデートし、新たに「発掘」された商品を追加するなど、内容を一新してお届けします。
著者等紹介
初見健一[ハツミケンイチ]
1967年、東京生まれ。主に1960~70年代のお菓子やおもちゃ、キッズカルチャーについての話題など、レトロな戯言をネタに活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホークス
33
懐かし物の拘りと蘊蓄が楽しいシリーズ。2013年改訂版。ライオンバターボールのチェック柄から子供の頃のケバケバしたウールを連想する。確かに多かったねチェック柄。きゅうりのキューちゃんから樽詰めの漬物を量り売りするお店の話へ。味噌屋もそうだった。ハクション大魔王はマルシン提供だからハンバーグが好きだったんだね。安くて当り付きのチェリオは駄菓子的ドリンクだった。フルーツサワーとシャンメリーは色んなメーカーがあったのか。レディーボーデンやハイソフトの高級感には洗脳された。CMソングの女王は天地総子で決まり。2018/08/14
ざるめ
8
わ〜懐かしい〜(*^^*)2006年発行だから、もう無くなったものもあるけれど…(^o^;)発刊当時、このシリーズのどれかを読んだと思うんだけど覚えていないわ(-_-;)昭和の菓子パーティーしたいなぁ2025/04/17
きゅー
8
60~70年代に発売され、いまだに売られ続けている食品100点が紹介されている。すっかり忘れていたけど、たしかにこれあったという商品がいつくもあり、しかもそれらがいまだに販売され続けているというのは驚きだ。「フラ印アメリカンポテトチップス」って輸入品じゃなくて、東京の会社が1948年から売っているのを初めて知った。それとサクマ製菓の「サクマドロップス」と佐久間製菓の「サクマ式ドロップス」の因縁の対決を知らなかった。今はもう無いと思っていたものが、実はまだ売っていたという驚きが一番大きかった。2019/04/02
Saku
8
サクマ式ドロップが久しぶりに食べたくなった。2018/04/23
noby
8
巻頭には「もうない。」食品も紹介されています。写真集のつもりで、パラっと眺めるだけの本かと思いましたが、著者の思い出話や商品のうんちくが楽しく、ついつい全部読んでしまいました。ロングセラー商品は企業の屋台骨となるもので、ここに紹介されたメーカーは安定していると想像できます。このシリーズどのジャンルも歴史に残る空前絶後の大ヒット商品とのこと。消費不況には尚40年の歳月が必要でした。 2017/02/26