内容説明
2020年12月24日。世紀の巨匠イヴリー・ギトリスは98歳の生涯を閉じた。優れた音楽家であっただけでなく芸術家、俳優、何より人間だった。存在するだけで周りを幸せにし、自然体で、人を愛し、笑い、ヴァイオリンを奏でた。その魂―イヴリー・ギトリスを語り、記録する。
目次
イヴリー・ギトリス―永遠の愛のヴァイオリニスト(Ivry Gitlis plays violin music;2016年記事「ギトリスよ、永遠なれ」 ほか)
最後の10年、来日の記録
ギトリスをめぐる人々(マルタ・アルゲリッチ;木野雅之 ほか)
“鎮魂”―そしてメモリアル(「寄り添う」―東日本大震災、テロ、洪水;Festival and Ivry with Friends ほか)