目次
2013年 個展・少女達の行方―今井キラ『月行少女』出版記念展(シアターカフェ)
2013年 個展・オブラートの月―月行少女3(ギャラリー:パラボリカ・ビス)
2013年 夜想#少女展「時にうつろい、時を越える少女たち」(ギャラリー:パラボリカ・ビス)
2014年 夜想コレクション展(ギャラリー:パラボリカ・ビス)
2014年 描き下ろし
『少女の国』
少女の国のお茶会
著者等紹介
今井キラ[イマイキラ]
イラストレーター。兵庫県生まれ。ファッションブランドAngelicPrettyへのイラスト提供をきっかけにイラストレーターとして活動を開始。国内外のアートイベントでも活躍するなど活動の場は多岐にわたり、自身の世界観を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はるき
24
華やかで繊細でどこか空虚で毒がある。少女とは可憐で恐ろしいものだと思う。2016/07/15
すみれ
9
辻村さん目当てに。なんとなく借りてきただけだけど、読んでよかったです。この濃い空気感が結構好き。表紙の絵で、〝少女〟はこういう儚くて、ふわふわで華奢で、ってイメージだったけど、エピソード2にはそうでない少女がいて。私はたぶん今少女の年齢に入るからか、そんな〝少女〟はどこにもいないから魅力的でよくモチーフにもなるのかなと思っていたけど、どこかにいるかもしれない、もしくは、いた、存在だからなのかなとこの本を読んで思いました。絵ももちろん素敵だったけど、辻村さんますます好きになりました。2014/08/21
漢方売り
6
「少女」という言葉が好き。モチーフとしても好き。大人のような視点と、子供のような我が儘と残虐さ、そして強い自我と想いが共存している少女が好きです。辻村さんと今井キラさんの描く少女にはそんな少女を感じます。短編はエピソード2が良かったです。少女の想像する復讐が、繊細で綺麗な硝子細工のような危うい感じでうっとりです。2014/07/31
のりんご
4
図書館本。読メで知って、辻村さんの短編目当てに借りてみました。今井キラさんの絵も素敵で、描かれているモチーフもとてもツボ。ハマってしまいそうです。2015/01/24
ウサミミケロりん
4
辻村さんの小説が大好き+自身ロリィタ精神が大好きゆえ、興味を持って、キラさんと辻村さんのトークショウへ参加し、手に入れました。タイトルの『少女の国』は、まさしく少女ばかりの世界。あの日あの時、共に楽しく過ごしたのに、ふといなくなれば「あら、どなただったかしら?」と、あっという間に忘れてしまう冷たさ…。辻村さんの鋭く刺さる(笑)文章と、キラさんの愛らしくもあり、どこか遠くを見ているような視線の女の子。少女の美しさと残酷さは紙一重だと感じさせる作品だと思いました。まだまだロリィタから卒業できませんが(笑)♪2014/06/25
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