- ホーム
- > 和書
- > 医学
- > 臨床医学内科系
- > 脳神経科学・神経内科学
内容説明
本書は、脳神経倫理学という急速に発展しつつある学問分野の先導者による論集であり、本領域の現状の包括的な言明であり、本領域のあらゆる本質的問題および論争を明るみに出している。
目次
1 脳神経科学、倫理、主体、自我(道徳的意思決定と脳;脳神経倫理学のケーススタディ:道徳判断の本性;道徳的責任・法的責任と新しい脳神経科学 ほか)
2 脳神経倫理学の現場(ゲノムからブレイノムへ:教訓を生かす;脳研究における被験者保護:プラグマティズムの見解;脳神経倫理学の事実、フィクション、未来 ほか)
3 正義、社会制度、脳神経倫理学(脳神経科学の進歩が社会に与える影響:法的問題、法的観点;教育における脳神経倫理学;貧困、特権、および脳の発達:経験的知見と倫理的含意 ほか)
あとがき 脳神経倫理学:新しい学際領域を描く
著者等紹介
イレス,ジュディ[イレス,ジュディ][Illes,Judy]
ブリティッシュコロンビア大学・教授(神経科学)、ブリティッシュコロンビア大学脳神経倫理国立拠点責任者
高橋隆雄[タカハシタカオ]
1948年生。熊本大学大学院社会文化科学研究科・教授。博士(文学)
粂和彦[クメカズヒコ]
1962年生。熊本大学発生医学研究センター・准教授。医学博士
田口周平[タグチシュウヘイ]
1980年生。熊本大学大学院社会文化科学研究科後期博士課程在学中
片岡宜子[カタオカノリコ]
1980年生。熊本大学大学院社会文化科学研究科後期博士課程在学中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。