オーストラリアの取説―３０のキーワードで読み解く

川野 寛【著】

リント（2010/04発売）

• サイズ B6判／ページ数 193p／高さ 20cm
• 商品コード 9784902889208
• NDC分類 297.1
• Cコード C0095

内容説明

オーストラリアは、観光地として、そして留学先やワーキングホリデーの地として、日本人に人気の高い国です。本書では、オーストラリアに暮らして２０年余りになる著者が、実際に暮らしてみなければ分からない、より生活に密着したエピソードをお伝えします。オーストラリアを理解するテーマ３０と、それらを象徴するキーワードで、現地の生活や文化・社会などについて理解を深めましょう。

目次

第１章　歴史と文化について知る（戦争のことを思い出すＡｎｚａｃ　Ｄａｙ；ｆａｉｒを重んじるオーストラリア人　ほか）
第２章　自然環境について知る（ｂｉｏｄｉｖｅｒｓｉｔｙを尊重する；あこがれのｂｕｓｈ暮らし　ほか）
第３章　社会制度について知る（労働者にうれしいａｎｎｕａｌ　ｌｅａｖｅ；ｃｉｔｉｚｅｎｓｈｉｐ　ｔｅｓｔが始まった　ほか）
第４章　人との交流について知る（ｃａｒａｖａｎｎｉｎｇで老後をエンジョイ；“Ｇ’ｄａｙ，ｍａｔｅ！”で、みんな仲間に！　ほか）
第５章　日常生活について知る（農場経営はｆａｍｉｌｙ　ｂｕｓｉｎｅｓｓ；非常事態に頼れるｆｌｙｉｎｇ　ｄｏｃｔｏｒ　ほか）

著者等紹介

川野寛［カワノヒロシ］
１９５４年、広島県生まれ。１９８８年にパースの日系食品メーカーに出向し、勤務する。以降２０年余り、パースの住民となり、現在はトマトの栽培・販売および貿易に携わる。英語学習誌『ＴＯＥＩＣ　Ｔｅｓｔプラス・マガジン』（リント刊）でオーストラリアでの生活について語るコラムを連載中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[たろーたん]

オーストラリアで中核となる概念は「fair（平等）」。会話でもこの語がよく使われる。オーストラリアでは2007年から市民権試験があり、英語力と基本的なことを尋ねられる問題だが、市民権を得るためには、この試験で20問中12問以上正解しなくてはならない。また、投票しない人には20ドルの罰金と投票が義務化されている。大学進学志向はそこまで強くなく、国内にある大学は全部で39校（私立が2校でそれ以外は公立か州立）試験もそれほど難しくないらしい。ただ、皮膚がんの発症率は世界一位であり、紫外線対策が必須とされている。

2023/10/22

[Mariko Nakamura]

オーストラリアに行くので読んでみました②。一つの項目が簡潔にまとまっていて、様々な話題が出てくるので読みやすいし、分かりやすいです。簡単な英語が出てくるのもいいです。

2016/05/09

[ちるか]

さくさく読めます、楽しいです、オーストラリアに行きたくなります、、、

2013/01/24