タブーと法律―法原としての信仰規範とその諸相

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タブーと法律―法原としての信仰規範とその諸相

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  • サイズ A5判/ページ数 285p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784902854329
  • NDC分類 321
  • Cコード C0039

内容説明

時代が進歩しても新たに生まれ続ける「タブー」の本質とは何か?近代日本法学の重鎮が遺した、法人類学的「タブー」論の重要文献。日本と中国の漢字文化における事例も豊富な類なき業績。

目次

第1編 信仰規範篇(「タブー」と法律(「タブー」の語義;「タブー」の本質;「タブー」の種類;「タブー」の成立;「タブー」の分化;「タブー」と法律;「タブー」と主権;「タブー」と婚姻;「タブー」と財産権;「タブー」と刑法)
附録(旧版「「タブー」と法律」抄;「法律進化論」自序(『法律進化論第一冊』所収)))

著者等紹介

穂積陳重[ホズミノブシゲ]
明治大正期に活躍した法学者。日本最初の法学博士。1855年、伊予宇和島に生まれる。幼時は藩校明倫館で学び、1870年、選ばれて大学南校貢進生として上京。1874年、東京開成学校英吉利法学科設置にともない法学本科生となる。1876年、英国留学を命じられ、ロンドン大学キングスカレッジ、中央法院(ミドルテンプル)で学ぶ。ダーウィンの進化論に触発され、「法律進化」の研究を志す。中央法院卒業後、ドイツのベルリン大学に転じ約2年間在学。約5年の英独留学を終え、1881年、帰国、東京帝国大学法学部講師となる。翌年、教授兼法学部長。1888年、法学博士。1893年、法典調査会主査委員となり民法起草・審議の中核的存在として活躍。1912年、東京帝国大学退官(名誉教授)。1915年、男爵。1916年、枢密顧問官。1917年、帝国学士院長。1919年、臨時法制審議会総裁。1925年、枢密院副議長、議長。1926年、死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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