内容説明
悩める者は救わねばならぬ。心の闇に光を当てる人気シリーズ最新刊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
万葉語り
33
シリーズ3作目。仇討ちのために旅立った知り合いの子供を引き取って育てる、本好きの浪人左兵衛さんがこの巻の肝となる人物。最後には仇討ち案件も片付いてスッキリしました。殺しはどんな理由があっても殺し。徒然草が随所に引用されていて、冒頭しか記憶にない私としては、一回挑戦してみようかなという気持ちになった。2016-2522016/12/17
星落秋風五丈原
9
悩める者は救わねばならぬ…! 人の心の闇に光を当て、棲みつく魔物を陰陽の力で退治する時代シリーズ・第3弾。表題作のほか、「因業な髪」「闇の言葉」「奇瑞の鞠」「吉凶第九十一段」「畜生塚の女」「浄衣の仇討」を収録。 2005/12/06
ひろん
6
京言葉を文字でよむのって難しい。でも気がつけばあまり違和感がなくなってたりする。陰陽師だけど陰陽の事は出てこなくて、市井の相談人の話。2014/05/24
あここ
2
陰陽師さんが占いで事件解決!ってゆぅのかと思ってたら違った。辻占してはるけど佐兵衛さんは知識と経験で助言するって感じ。とってもいぃ人で土御門家の人に一目置かれるの分かるo^^o平九郎さんもえぇ人で好きだ♪ 武士いやになってやめてもたけど佐兵衛さんにとっては良かったかも。面白かったけどセリフが説明くさくて ちょっと・・・・って思った。京都舞台やと場所が浮かぶから楽しい♪2010/06/28
桃柳
1
一気読み。3巻目とは知らず、でもとても面白く読めました。2023/12/29