内容説明
仏教は難しいものではありません。あるがままをあるがままに見ること、これが一番大切なのです。あるがままに見られるようになった時、それが「悟れた」ということなのです。
目次
第1章 お釈迦様の教え(仏教の原点は「現実直視」;一切皆苦;妙法と蓮華;「仏教だけを学ぶな」といったお釈迦様;「祇園精舎」での「教え」;仏教と「怒り」の感情;「四門出遊」と〓(きょう)逸
「女性」と「仏教」)
第2章 仏教行事(草の心(芯)を持って生きる
福子(福祉)思想から生まれた「福助」
生き方としての「お盆」
「布施」のこころ
「林住期」の生き方)
第3章 仏のこころ(「仏の智慧」;「塵を払い垢を除かん」;「三帰五戒」;「業」とは何か;「縁起」の教え;「人格」と「業」;「智慧」の教え;最澄が説く「戒」の本質;「般若心経」のエッセンス)
第4章 仏教は日常の中に(良医のたとえ;理想の「大往生」;日本人は「無宗教」か;「いい加減」の視野;人生という「旅」;日常の中にある「仏教」;「坐禅」の意味l「雨ニモマケズ」の真意)
第5章 世界の中の仏教(二辺に偏しない;必要な戒律は「五プラス一」;「欲望」との向き合い方;「苦」を乗り越える教え;宗教の共存;「仏教」の基本;「阿弥陀仏」の教え;「ダライ・ラマ」が説く仏教)
著者等紹介
北貢一[キタコウイチ]
仏教研究家。1931年3月2日東京都生まれ。一橋大学中退。報知新聞社を経て、1961年立正佼成会本部職員。同会中央学術研究所所長、同会神戸教会教会長等歴任。91年退職。2006年まで二十三年間、佼成看護専門学校講師を務める。現在、仏教研究家として活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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