出版社内容情報
1000万人以上を死に追いやった暴君
『ヒトラーの正体』『ムッソリーニの正体』に続く、舛添要一氏の独裁者シリーズ第3弾。
現在、ウクライナ戦争を引き起こし、世界から様々な制裁を受けているロシアの独裁者プーチン。彼が手本とする政治家が、約30年間にわたり独裁者としてソ連に君臨したスターリンである。
スターリンは1000万人から2000万人にも及ぶ人々を死に追いやり、徹底した恐怖政治を行った。
猜疑心が強く、身近な同志までも次々に粛清していく様は、ヒトラー以上の残虐さである。
このスターリンの思想、行動を詳細に辿り、ヒトラーやムッソリーニとの比較も行う。
そして、いまなお世界を彷徨う「スターリニズムの亡霊」の危険性を露わにする。
内容説明
ソ連全体主義が生み出した残虐非道な独裁者「スターリン」。2022年のプーチン・ロシア大統領によるウクライナ侵攻は、その“悪夢のような記憶”を呼び覚ました―。20世紀前半、大衆民主主義のなかから登場し、600万人のユダヤ人を虐殺したヒトラー、その師ムッソリーニ。圧政により数千万人の命を奪ったスターリン。彼らの違いと共通点を知ることは、激動する21世紀を読み解く鍵となる。著者による20世紀の独裁入門第三弾。
目次
第1章 革命家への道
第2章 権力闘争
第3章 独裁者の手法
第4章 大粛清
第5章 独裁者の資質
第6章 第二次世界大戦
第7章 戦後体制の構築
著者等紹介
舛添要一[マスゾエヨウイチ]
1948年福岡県北九州市生まれ。1971年東京大学法学部政治学科卒業。パリ(フランス)、ジュネーブ(スイス)、ミュンヘン(ドイツ)でヨーロッパ外交史を研究。東京大学教養学部政治学助教授を経て政界へ。2001年参議院議員(自民党)に初当選後、厚生労働大臣(安倍内閣、福田内閣、麻生内閣)、東京都知事を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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