内容説明
札幌高等検察庁検事長から転身し、参議院議員を12年務めた佐藤道夫。追い求めたのは「衆議院の誤りを正し、行き過ぎをたしなめ、足らざるを補う」参議院の本来のあり方だった。永田町の現実のなかで、政党支配の及ばない本来の参議院の姿に近づけるべく、悪戦苦闘を続けた。残念ながら思いは叶わぬままバッジをはずす夏がやって来た。佐藤道夫の参議院議員生活12年の思いの丈の詰まった一冊である。
目次
第1章 整合性なき小泉総理
第2章 外務省の闇
第3章 「大量破壊兵器」はいずこ?
第4章 「論憲」を望む
第5章 「女帝論」への提言
第6章 憲法無視の「郵政解散」
第7章 日本を憂う
著者等紹介
佐藤道夫[サトウミチオ]
1932年宮城県生まれ。東北大学卒業。57年検事任官。91年札幌高検検事長。95年参議院選挙比例区にて初当選し、二期目。現、民主党所属議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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