内容説明
1965年7月25日ニューポートの「事件」を語り尽くす!
目次
第1章 ピートが建てた家
第2章 ノース・カントリー・ブルース
第3章 ニューヨーク・タウン
第4章 風に吹かれて
第5章 ニューポート
第6章 時代は変る
第7章 ジングル・ジャングル・モーニング
第8章 エレクトリック・イン・ジ・エアー
第9章 あのときより若く
第10章 転がる石のように
第11章 祭りが終わって
著者等紹介
ウォルド,イライジャ[ウォルド,イライジャ] [Wald,Elijah]
ミュージシャン、音楽ジャーナリスト。マサチューセッツ州ケンブリッジ生まれ。ブルース・ギタリストとして、デイヴ・ヴァン・ロンクなどのアルバムに参加。ブルース、フォーク、ジャズなどに関する多数の著書がある。2002年には、アーフーリー・レコード40周年記念ボックスセットのライナーノーツを執筆し、グラミー賞を受賞
高波創太[タカナミソウタ]
ライター。英国ニューカッスル大学大学院修了。出版社編集長を経て、音楽誌などで執筆。明治大学兼任講師も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Copper Kettle
3
数年前に原書(「Dylan Goes Electric!」)で読了済みだったが、映画「名もなき者」の原作ということで翻訳版が出たので再読。いろいろ書こうと思うと長くなるが、1950年代末から興ったフォーク・リバイバルはリベラルな思想と親和性が高く、フォーク・ソングを歌う多くのアーティストにはそういう活動家の側面があった。ボブはその渦中でフォークソングからソング・ライティングの技術や世界観を学んだものの社会活動家では決してなく、あくまでも歌手であり、そんなアーティストとして自分に誠実であったということかと。2025/04/12
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