内容説明
2010年に発表した名著に50編の書き下ろしエッセイを加え、コンパクト新装版で待望の復刊!「コーヒーって興味はあるけど難しそう」と思っている皆様に、全国に数多くのファンを持つ徳島のコーヒー焙煎所・アアルトコーヒーの庄野雄治が簡単に、楽しくコーヒーの魅力を伝えます。堀井和子との美味しく誰でもできる超簡単なハンドドリップ講座、長谷川ちえとのお店を続けていくための対談も掲載。ささやかだけれど、とっても役に立つ、コーヒーがもっとずっと楽しくなる本です。
目次
ささやかだけれど、役に立つコーヒーのこと
アアルトコーヒーの日々
だから今日もコーヒーを煎る
著者等紹介
庄野雄治[ショウノユウジ]
コーヒー焙煎人。1969年徳島県生まれ。大学卒業後、旅行会社に勤務。2004年に焙煎機を購入しコーヒーの焙煎を始める。2006年徳島市内にアアルトコーヒーを、2016年同じく徳島市内に14gを開店。主な著書に『誰もいない場所を探している』『徳島のほんと』(福岡晃子との共著)『コーヒーの絵本』(平澤まりことの共著)『たとえ、ずっと、平行だとしても』、編書に『コーヒーと小説』『コーヒーと随筆』がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あまつ
27
サラリーマンから身一つでコーヒーショップオーナーになり、豆と向き合う日々の男性を描いたエッセイ。 自分もコーヒー好きで、ちょっと憧れる職業ですが、大成されるまでの苦労ははかり知れませんね。 楽しみも悲しみもあるのは、コーヒーがそれだけ深い飲み物だから? 家で埃をかぶりつつある、コーヒーミルを引っ張り出してこようと思います(笑)2022/11/21
紫羊
14
食事の後で、コーヒーミルを回して豆を挽き、ペーパードリップで淹れることはあるが、豆にも道具にもこだわりはない。この本を読んで、もう少しこだわっても良いのかなと思った。2021/07/19
とーちゃん
9
こちらも奈良の本屋さんで購入。すっかり魅了されて、コーヒーミルと豆を買いたくなった笑。こういうお店があるってすごいことなんだよなぁ、薄利多売主義やチェーン店が軒を連ねる中、そういったお店を見つけて好きになって自分が無理せずに合うことが出来たら素晴らしいよね。一生で出会えるかどうか...2021/01/03
ちどり
5
コーヒー好きが高じて、ではなく、職業としてロースターを選んだ、庄野さんのエッセイ。いままで、色々な本にコーヒーの淹れ方が載っていたけれど、庄野さんの文章が、いちばん「やってみよう」と、こころ動かされました。アイスコーヒーすぐやりました。徳島のお店に、いつか行ってみたいです。2020/07/20
ソラ
3
コーヒーが美味しく感じ始めたのは最近だから味の違いも全然わからないけど、いつかは道具をそろえて自分で淹れてみたい。そういうふうにコーヒーを楽しめる人って、なんかかっこいい。 忙しいとか大変って言わず、余裕ですと言える大人になりたい。2022/12/04