内容説明
偶然でも、必然でもない。数々のふしぎな出来事、唯物論では説明できない“奇跡”“運命”“共時性”“憑依”…超常的な現象のパノラマから浮かび上がる心の存在。進化論を射程に入れた論究。
目次
序章
探検と科学
科学における強大な壁―唯物論というイデオロギー
遍歴と邂逅(心理学の森へ;転機―進路を定める;心理療法と心の研究)
人間のつながり(奇縁―秋元波留夫と石田昇;輩出する逸材―同時代の群像;著名人たちの若年での出会い;活動圏の拡大―南方熊楠の場合)
偶然か必然か―共時的な現象、運命、集合的無意識
つながりの検討(ミルグラムの実験的研究;スタンフォードの理論)
終章
著者等紹介
笠原敏雄[カサハラトシオ]
1947年生まれ。早稲田大学第一文学部心理学科卒業。八王子市の永野八王子病院、小樽市の医療法人北仁会石橋病院心理科、大田区の医療法人社団松井病院心理療法室に勤務の後、1996年4月、品川区西五反田に“心の研究室”開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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