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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ELECTRICcommodo
3
服装にアイデンティティもなにも求めていない自分が何故にこれを読んでいるのだろうと思いつつ読了。制服として決められた頃には普通に着用出来ていたのを知って、状況は悪化してるんだなと再認識2014/10/12
パヤパヤ
3
ソニア・リャンの「コリアンディアスポラ」と合わせて読みたいホームラン研究書。著者が多少の謙遜とともに述べる「研究はおぼしろくてなんぼのもの」つまり、研究の真髄や価値はその題材、アングル、過程そして結果すべてが「興味に足るか」であるということには全く異存なく、その意味通り、これほど面白くかつ知られていなかった未研究分野を開拓した著者と、障害と困難に関わらず今日まで維持されるその朝鮮学校コミュニティとその出身者達に感謝。今後この在日朝鮮社会を主題にした更なる研究に期待を寄せる。2012/06/19
adhvanya
2
大学の卒論みたいな本でした。朝鮮半島の歴史というか、主に韓国現代史には、ほんのちょっと昔のことなのにもう完全に忘却されてる(あるいは意図して忘れた)出来事がびっくりするぐらい多いのだが、在日社会という日本国内でつむがれたチョゴリ制服化も、誰が、どのような目的、意志で行ったのかについても、やはりほとんど記録としては残っていないことに改めてうむ、という感じがした。2014/12/11