出版社内容情報
社会で円滑に生きていく上で、作法はその人を見極める判断材料となっている。その作法の決定版ともいえる本書は、アメリカマナーを基本として、仕事から日常生活、社会生活での様々な問題に対し、礼儀正しく効率的に対処する方法が書かれている。
今後国際化がますます進み、海外諸国のより洗練されたマナーを取得することは必要不可欠。国際派ビジネスマンの待望の書。
謝辞
はじめに
プロローグ 知識と自身が成功への道を拓く
第一部 日常生活
1 日常生活のトラブル・ワースト3
2 家のかなめはキッチンとバスルーム
3 意外な盲点に要注意!
4 あなたは他人にどう見られているか
5 「クルマ」は人格を表す
6 効果的なコミュニケーションの三つのルール
7 円滑な人間関係はまず挨拶から
8 チップ(心づけ)のスマートな渡しかた
9 アスレチックジムでも油断は大敵
10 男のスポーツ――フィールドで、スタンドで
11 父親になる日
第二部 人間関係
12 人づきあいトラブル・ワースト3
13 デートは最高の思いやりをさりげなく
14 街は自分を演出する舞台だ
15 自分流・家でのもてなし
16 正しいテーブルマナー早わかり
17 いい泊まり客になる五つのカギ
18 口説くか、口説かないか
19 最良かつ特別の日――結婚式
第三部 ビジネスシーン
20 仕事でのトラブル・ワースト3
21 面接試験での五つの基本ルール
22 職場でよりよい人間関係を築くには
23 コミュニケーションツールの賢い使いかた
24 日常的なビジネスマナーを見直そう
25 接待と懇親イベントでの心得
おわりに
本書では、全世界のありとあらゆるマナー、ガイドライン、エチケットを網羅しようとはしていない。取り上げたのは、せいぜい全体の一割ほどだ。だがこの一割こそがマナーの真髄なのである。本書のアドバイスは、あなたが遭遇する状況の九割以上にあてはまるはずだ。
簡単に言えば、エチケットとは、思いやりと、敬意と、誠実さと、分別を持って人に接することであり、それを楽に、もったいぶらず、自信を持って行うための手段がマナーなのである。
「エチケット」とは「魅力を持つこと」。
全てのマナーは思いやりと、敬意と、誠実から、理由を持ってできあがったものです。
フォーマルなマナー全てを身につける必要はありません。本書に書いてあることはどれも基本的・日常的なことばかりです。これらのことさえ抑えておけば、マナーを守らないために起きる失敗のほとんどを防ぎ、円滑な人間関係を築くことができるでしょう。
誰もがつい見落としてしまうマナーの数々をきっちり守ること、それはささいなようで大きな成功への足がかりとなるのです。本書はその基本をしっかり抑え、わかりやすく読みやすく提示しました。
本書を読み終えたあなたは、初対面の相手も良く見知った知人も自分の味方につける術を手に入れることでしょう。
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