出版社内容情報
コミュニケーションの手段としては、最大であるはずの会話。けれども自分の話し方に注意を払わない人は多いものです。本書は、イギリスBBCキャスター経験もあり、25年以上もマスメディアの世界に身をおく著者が、その経験と卓越した観察力でまとめた、自身の成功の秘訣、コミュニケーションのバイブルです。
彼の掲げる原則はシンプル―口を開く前に、まず頭を働かせること。
話すと言う動作は、何をするにも必要不可欠。そして意識せずに発している言葉が、あなたのイメージを作り上げているのです。そこを少し、この本のルールに沿って考えてみましょう。
誰かに何かを提案するとき、何かを頼み込むとき、許してもらいたいとき、親しくなりたいとき。自分の考えを相手に伝える、すべてこのことの応用です。この本に書かれていることはどんなときにも役立ちます。
コミュニケーションツールの増える時代、自身のスキルアップを考えるなら、基本・話すことに目を向けてみましょう。コミュニケーションスキルの向上は、あなたを、明敏で説得力があり、魅力的で自信に満ち溢れた人間にするでしょう。
コミュニケーションのプロが25年の経験から得たコツをわかりやすく解説。
セクション一 邪魔なものを投げ捨てて、明確なイメージを描こう
第一章 ピンクの象を退治しよう
第二章 どんな場面にも物語がある
セクション二 自分の言葉に信念を持とう
第三章 ルイジアナでは高速道路にとどまろう
第四章 ごめんなさい、は最もつらい一言
第五章 「罪のない」嘘をつくより、受け入れにくい真実を話そう
第六章 「ありがとう」と「よくやった」
内容説明
今、あの人は何を話したいんだ?BBC(英国放送協会)のキャスターが語る信頼される話し方の秘訣。
目次
第1章 邪魔なものを投げ捨てて、明確なイメージを描こう(ピンクの象を退治しよう;どんな場面にも物語がある)
第2章 自分の言葉に信念を持とう(ルイジアナでは高速道路にとどまろう;ごめんなさい、は最もつらい一言;「罪のない嘘」をつくより、「受け入れにくい真実」を話そう;「ありがとう」と「よくやった」で感謝の意を示そう;公衆の面前で人を批判したとき、愚かに見えるのは誰か?)
第3章 自分をポジティブに主張しよう(内容を弱める言葉を使うのはやめよう;自分のことをポジティブに話そう)
第4章 聞き手のことを考えよう(すべては関連性の問題;Eメールと携帯メール―それらは弾丸?それともブーメラン?;三つのささやかな質問)
第5章 さらに深い理解力を身につけよう(理解するためには、まず聞くこと;力強い言葉;考え、語り、行動しよう…そして世界に伝えよう)
著者等紹介
マクファーラン,ビル[マクファーラン,ビル][McFarlan,Bill]
約30年にわたって英国でジャーナリスト、キャスターとして活躍。BBCでは「ブレックファスト・ニュース」「World’s Strongest Man」などの番組でキャスターを務めた。また、1989年に創設した、英国でも有数のメディア・コンサルタント会社The Broadcasting Businessの代表取締役でもある。現在はメディア・トレーニングやプレゼンテーション・スキル講座をヨーロッパやアメリカなどで行っている。グラスゴー在住
金井真弓[カナイマユミ]
税理士事務所、損害保険会社などで勤務後、フリーの訳者として独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。