感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
印度 洋一郎
1
いよいよ時代は世界大恐慌と共に1930年代へ。シチリア出身のシェフが新鮮な海の食材をマリアの飛行機でローマまで運ぶという話や、マリアの父がソ連の女性スパイとポーランドで丁々発止の駆け引きを展開するルビッチの映画「ニノチカ」調の話など、コメディ色が強いのは暗い時代に入っていく事を意識しての演出かもしれない。イタリア、ドイツ、そして日本の影がヨーロッパにも現れ始める。マリアがメッサーシュミットBf109の試作実験機を飛ばす話も時代の流れを感じさせる。こうしてみると、マリアの愛機はホーカーハートの時期が長い。2025/10/09
鈴木誠二
1
「パスタにミートボールは邪道!」 嗚呼マリア様! 先日ミートボール入りの「カリストロのパスタ」を食べてしまったことを懺悔いたします!!2019/12/07
おりひら
0
各国、とりわけ、宗教・宗派で、クリスマスの捉え方が違う話しと、新鮮な魚料理を食べさせたいと言う話しと、父親のスパイ劇が面白かった。この、不穏な時代だけど、どこかバカバカしい、この話が少しでも長く続くことを願う。2020/10/19




