目次
亜人間の誕生
浦野衣子との訣別
キキが荒野に喚ばわるまで
キチガイの誕生
珍獣の船出
断食芸人の誕生―『鶴』第一部
断食芸人の誕生・承前―『鶴』第二部
まつろわぬ一族、その暗い輝き―『狼の死』
この道しかなかったんや―『タジキスタン狂詩曲』
人体実験
白井愛×彦坂諦・対談1「バッシング」
白井愛×彦坂諦・対談2「たたかい」
著者等紹介
彦坂諦[ヒコサカタイ]
1933年、仙台で生れ、山口で育つ。1945年、父の転勤に伴い「大日本帝国」の植民地都市「旅順」に移り、ここで敗戦を迎え、まもなく難民として大連に追放された。1949年、中国・大連より「引揚者」として帰国。東北大学で日本史を、早稲田大学大学院でロシア文学を学んだ。木材検収員などのアルバイトで生計を維持しながら、1978年より1995年まで、約17年の歳月をかけて、シリーズ「ある無能兵士の軌跡」を完成させた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。