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内容説明
インタビュー・プロが語る、優れた編集者とは?“本づくり”にたずさわる、すべての人に伝えておきたい編集技術。
目次
第1章 編集(書名がすべて―作品の主題;小さな物語―目次の作法 ほか)
第2章 DTP(もうひとつの編集作業―DTPの意味;自動の魔力―テキスト変数 ほか)
第3章 校正(校正おそるべし―校正のむずかしさ;形から音へ―誤植の変遷 ほか)
第4章 装幀(ソウテイガイな話―装幀について;カミのみぞ知る―用紙について ほか)
第5章 未来(未来の編集者へ―これからの本のかたち;当事者か、傍観者か―企画のありか ほか)
著者等紹介
和田文夫[ワダフミオ]
1954年生まれ。中央大学卒業後、77年、ドイツ語専門出版の三修社に入社。83年にフリーの編集者に。「月刊アスキー」「月刊翻訳の世界」の校正・編集などに協力、97年より現アマナの「アイマガジン」の編集長。98年より英治出版に参画し、若手の育成に力を注ぐ。2003年に独立し、ガイア・オペレーションズを設立
大西美穂[オオニシミホ]
1978年生まれ。明治学院大学卒業後、ソニーヒューマンキャピタル(株)入社。2005年に英治出版に転職し、紀行文学や絵本など、単行本の編集にたずさわる。その後、フリー編集者を経て、現在はガイア・オペレーションズで編集、WEBサイトの制作を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
未樹
9
仕事用に読んだ本。面白いし参考にはなるけど、体系立ててある訳ではなく、著者の独り言やエッセイに近い内容なので、初学者が一冊目に読む本ではないなと感じた。明確な答えがある世界ではないので、仕方ないかもしれませんが。2、3冊目に読むのがいいかなと思います。個人的には「校正」の章が特にためになりました。2022/08/16
しろのあ
6
ふらっと衝動買いした本だったけど、読みかえしたくなる肌合いの合う本だったので買って良かった。翻訳者や印刷のオペレーター、装丁家との対談が面白かった!商売だから売れなくてはこまるけれど、それだけではない本に対する愛情が端々から伝わってきて良かったです。そして、校正クイズはほぼ気がつかず、わたしはこういうのとことん向いていないと悟りました。2015/04/19
くり坊
6
書名は、「ただしい編集」ではなく「たのしい編集」。これだけでもう、愉しくてニヤニヤしてしまいます。愛がこもった一冊でした。素晴らしい! 人から借りて読んだけど、やっぱり著者に敬意を払って買おう。2014/05/27
nizimasu
5
英治出版で長年単行本の編集をしていたベテラン編集者の人が作った本だけに具体的だし、実践的だ。そこはかとなく感じる本の衰退と希望が読んでいて心地よいのは著者の人柄なのだろう。以前に出た編集者の仕事という新潮社の新書とあわせて読むと単行本の編集者志願(どれほどいるのか?)にはいい参考書になると思いました2014/02/09
keisuke
3
仕事に、勉強。2022/06/02