目次
第１章 体育会系が企業に選ばれるその理由
第２章 「学校歴」より「人間力」を評価
第３章 問われる度胸、覚悟、平常心
第４章 日本的精神と「文武両道」
第５章 克己心が育む諦めない心
第６章 体育会系出身経営者・政治家
第７章 内定が出る人、不採用になる人
第８章 「新規学卒就職」モデルの崩壊
第９章 日本の大学教育の質が問われる時
著者等紹介
百瀬恵夫［モモセシゲオ］
現在、明治大学名誉教授、経済学博士。１９３５年、長野県生まれ。明治大学政治経済学部卒業、後に同大学大学院博士課程単位修得。これまでに明治大学政治経済学部教授、ケムブリッジ大学客員フェロー（英国）、環球科技大学客員教授（台湾）、モンゴル国立大学客員教授、明治大学体育会柔道部部長、同大学体育会部長会会長、同大学校友会副会長を歴任
篠原勲［シノハライサオ］
現在、企業文化研究所所長。１９４２年、東京新宿生まれ。明治大学政治経済学部卒業。東洋経済新報社入社、『会社四季報』編集長、『週刊東洋経済』論説委員、取締役営業局長・同広告局長を経て、鳥取環境大学教授、（株）タウ取締役を歴任
葛西和恵［カサイカズエ］
現在、法政大学キャリアデザイン学部キャリアアドバイザー。明治大学政治経済学部卒業、後に同大学大学院博士前期課程修了（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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Toska
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『就職と体育会系神話』（https://bookmeter.com/books/18177153 ）を読んだ後、「神話」を流布する側の世界観も見てみようと思い手に取った。この手の言説は極端なステレオタイプ化の上にしか成り立たないものだ、と改めて思い知らされる。体育会系とそれ以外（「一般学生」）という単純すぎる二分化。前者には地頭のよさや人間力など諸々の美点を割り振る一方、後者は頭でっかちだのわがままだのと決めつける。あまりにも陰湿な自己PR。2024/09/05
