出版社内容情報
ねこのトスカはしずかな場所をさがしています。どうしてかって? 愛らしいネコのイラストが人気のモーティマーの絵本。
内容説明
ねこのトスカは、だれにもじゃまされないしずかなばしょをさがしています。でも、きょうははるのおおそうじ。いえのなかはうるさくて、しずかなばしょはありません。そこで、トスカはにわへでますが…?英国の人気作家の愛らしいねこの絵が魅力の一冊。
著者等紹介
スタージス,マシュー[スタージス,マシュー] [Sturgis,Matthew]
英国の作家・評論家
モーティマー,アン[モーティマー,アン] [Mortimer,Anne]
猫を主人公にしたたくさんの美しい絵本のイラストを手がける英国のイラストレーター。「王立細密画家協会会員」で、野生の生物や花の絵が専門。猫を描く現代の画家たちの中で最も優れているうちの一人と評されている
おびかゆうこ[オビカユウコ]
国際基督教大学教養学部語学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
142
続いて5作目です。ねこのトスカの絵本シリ-ズは、初読でした。 かなりリアルで美しい絵の新訳絵本だにゃあ(=^・^=) 無事に子猫が産まれて良かったにゃあ😸 https://www.amazon.co.jp/dp/product/4198654298/ref=as_li_tf_tl?camp=247&creative=1211&creativeASIN=4198654298&ie=UTF8&linkCode=as2&tag=bookmeter_book_middle_detail_pc_login-222022/02/22
なななお
25
おっとりとしたポッチャリ猫のトスカちゃん。この画家さんは猫が本当に好きなんだろうなぁ…と伝わってくるほど、毛一本一本の丁寧な描き込みが凄い。触ればしっとり優しい体温を感じられそうなほどです。トスカは誰にも邪魔されない静かな場所にいたいだけなのに「春の大掃除よ!」と追いやられます。ここかな…あそこかな…と、ウロウロ。そこに仲良しのロジャーが現れ、いい場所を教えてくれます…いや〜癒された。お話も優しい雰囲気にピッタリあっていて、とても素敵な読後感を味わえます。2022/03/14
しばこ
21
【にゃんこまつり2022】 北風強く寒い日に春のような暖かい色合いの絵本。モーティマーの描く猫はなんて素敵なんだろう。おくりものは、トスカ自身へのだね。2022/02/18
遠い日
6
以前講談社から出ていたものの復刊ですね。訳者は木原悦子さんからおびかゆうこさんに変わっています。何か目的があってうろうろ動き回る猫のトスカ。読み終わってみれば絵が語っていることもわかりますが、アン・モーティマーに一本取られた感が否めません。トスカの大仕事、お疲れ様でした。2022/04/15
スパナ
3
猫のトスカは静かに過ごせる場所を探しているけど、大掃除中の家の中には無いみたい。トスカはただ静かにゴロゴロしたい猫かと思ったけど違ったんですね。最後まで読んだら「贈り物」の意味が分かりました。2022/05/07