内容説明
ドイツ社会の哲学とエネルギー転換の現場等を広範に取材した北海道新聞論説委員による渾身のルポルタージュ!
目次
序章 1992年、ベラルーシにて
第1章 倫理委員会で決めたドイツの脱原発
第2章 社会学者を訪ねてドイツへ
第3章 科学文明のリスク―チェルノブイリの教訓
第4章 福島第一原発という人災事故
第5章 モラルが崩壊する時
第6章 未来へのツケ
第7章 ドイツ・エネルギー転換の現場
第8章 熱い住民運動、中立の専門家
第9章 福島―コミュニティーの分断と生命圏の痛み
第10章 日本の進むべき道
終章 前福島県知事・佐藤栄佐久さんとの対話
著者等紹介
小坂洋右[コサカヨウスケ]
1961年(昭和36年)札幌市生まれ。北海道大学文学部卒。英オックスフォード大学ロイター・ファウンデーション・ジャーナリスト・プログラム修了。アイヌ民族博物館学芸員などを経て北海道新聞記者に。北海道庁公費乱用取材班として新聞協会賞、日本ジャーナリスト会議(JCJ)奨励賞を受賞。現在、論説委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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