内容説明
交通事故から無事生還と思ったら…頼んだ覚えのないピザが届く。いれた覚えのないコーヒー。記憶の障害は結果がビジュアル。彼女をサポートするのは、医師・看護師・臨床心理士・職業リハビリカウンセラー・弁護士の「チーム・カーラ」。『片ずけられない女たち』のニキ・リンコが訳す高次脳機能障害者の可笑しいけれど、悲しい真実の物語。
目次
私がバスに乗った日―赤信号ブルース
そんなひどいはずないと思ってた―怪獣「脳損傷」が見えてくる
やっぱり何か変?―診断はされたけど
反撃開始!
目印はフォーク―生活を工夫する
「軽度」のはずなのに
悪夢の検査
「障害者」として生きる
心理療法に助けられたこと―臨床心理士ジンジャーとともに
お金がない!―支払いまでの188日間〔ほか〕
著者等紹介
スワンソン,カーラ・L.[スワンソン,カーラL.][Swanson,Kara L.]
1996年1月、赤信号を無視して飛び込んできた車のために、アメリカで毎年200万人ずつ増え続ける脳損傷に悩む人たちの仲間入りをすることになる。その後、自身の高次脳機能障害者としての日常生活の悩みとリハビリに取り組む経験をユーモアをまじえて執筆した『目印はフォーク!―カーラの脳損傷リハビリ日記』を出版、好評を得る。大のスポーツ好き。ミシガン州デトロイト在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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