内容説明
夫婦・親子・教師と生徒・マネジャーと従業員との上質な人間関係のあり方を明解に説き明かす。
目次
第1部 理論編(新しい生き方;人を動かすもの;心のアルバム;行動のコントロールの仕方;人との関わり方;葛藤の解決の仕方;創造システムの二面性)
第2部 実践編(幸せな結婚生活;信頼される生き方;最高の学校;職場での選択理論)
第3部 応用編(地域社会への応用;自由への道)
著者等紹介
グラッサー,ウイリアム[グラッサー,ウイリアム][Glasser,William]
米国ウイリアム・グラッサー協会理事長、医学博士。1925年米国オハイオ州生まれ、ウエスタン・リザーブ大学医学部で博士号修得。精神医療の新しいアプローチ『現実療法』で広く影響を与えると共に、精神科医として幅広い活動を続けている。公教育に関心を持ち、教育で上質の追求をする改革を試み、『クオリティ・スクール』を著した
柿谷正期[カキタニマサキ]
立正大学心理学部教授。臨床心理士。精神保健福祉士。日本カウンセリング学会認定カウンセラー。日本選択理論心理学会会長。選択理論、現実療法(リアリティ・セラピー)に関しては日本での第一人者。ウィリアム・グラッサー協会認定シニア・インストラクター
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佳音
61
つうか返却日になったので途中です。予約があるので延長できないので、第3章心のアルバムでタイムアウト(^^;)「上質世界」を理解して「選択理論」まで到達せず。再度予約かな。前借りた時は時間なくて読めなかったしじっくり読みたいです。2016/07/02
KAZOO
40
選択理論とはどのようなことかと最初は思っていました心理学あるいは人間関係論の一分野であるということがよくわかりました。社会あるいは組織、家庭での人間関係をうまく行なうための選択は、ということがわかりやすい文章でつづられています。かなり厚い本ですがケーススタディ的な部分が多く読みやすいと感じました。2015/03/23
GASHOW
10
アドラー心理学の現在の自分は自分が決めていることと共通するものがあった。選択で状況は変えられる。皿洗いを手伝わない娘の話では、母親が皿を洗わせることと娘との関係のどちらが大事かと気づかされた。些細な事で離婚する人とか当てはまるかもしれない。社会は権力者によるコントロールでできている。コントロールされる側は敵となる。人は誰でも上質世界をもっていて、関わることで気分が良くなる。デスクの子供の写真などがそうだ。子供への他人の非難は許せない。学問の幅が広くて深い。575ページあるがどこも面白い。2017/04/12
香菜子(かなこ・Kanako)
7
グラッサー博士の選択理論によれば、人生でコントロールできるのは自分だけ。環境や他人はコントロールできない。長期的なストレスの原因は全て人間関係の問題。文章が難しくて読みづらい部分が多かったけれど、これは翻訳の問題なのかな。2017/11/23
yomomo
6
ようやく読み終わった。ふだん読んでる小説と違ってなかなかページが進まないので苦戦したがなんとか読了。得るものはあったと思う。2024/04/25