内容説明
著者が二十年以上にわたって上智大学で行った「キリスト教概説」の講義をまとめたもの。上巻に当たる本書では、イエスの思想と活動を扱う。キリスト教の核心はイエス・キリストにあるという視点から、聖書を批判的に読んでいくことにより可能なかぎり客観的にイエスにアプローチする。学問的水準を落とすことなく、イエスの思想、聖書の読み方、教養として知っておくべき歴史の知識など、キリスト教の基礎となるべき事柄を取り扱う。1章と2章では、新約時代史からイエスの姿を浮き彫りにし、3章から8章で、イエスの説いた教えの中心的使信を紹介する。9章から12章では、イエスを他の宗教家と区別する本質的なできごとである「受難と復活」を取り上げる。理解を助けるための写真や図版を31点収録。
目次
キリスト教の原点
第1部 イエスの宣教活動と周辺世界(洗礼者ヨハネとイエス;メシアニズム)
第2部 イエスの思想の独自性(神の国の福音;悪の支配からの解放 ほか)
第3部 イエスの受難と死(イエスに訪れた危機;イエスの死の経緯と意味)
第4部 「イエスの復活」への信仰(「イエスの復活」についての証言;キリスト教信仰の基礎)
著者等紹介
百瀬文晃[モモセフミアキ]
1940年、東京生まれ。1961年、イエズス会入会。1967年、上智大学文学部哲学科・修士課程修了。ドイツに留学、フランクフルト、チュービンゲン、ミュンヘンで神学研究。1970年、フランクフルトで司祭叙階。1977年、フランクフルト・聖ゲオルグ神学大学で神学博士号を取得。帰国後、上智大学神学部にて神学を講じる。同大教授、神学部長をつとめる。現在、フィリピンのアテネオ・デ・マニラ大学神学部講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。




