内容説明
「農山漁村を歩いて、人々が何気なく行っているしきたりごとの意味が、ようやくこの頃になって見え始めた」野越えと山越え民俗調査50年。
目次
第1章 野越え山越え
第2章 大地の恵み
第3章 暮らしの歳時記
第4章 共同体の温もり
第5章 けがれときよめ
第6章 祝い事と弔い事
第7章 ムラやマチの信仰行事
第8章 旅する昔話、伝説
第9章 生活の語り部たち
第10章 炭坑に生きる
著者等紹介
佐々木哲哉[ササキテツヤ]
大正12年(1923)台北市生れ。福岡第一師範学校卒。慶応義塾大学通信教育課程で池田弥三郎教授に師事、民俗学の道へ。小中高校で教鞭をとりながら「野越え、山越え」およそ50年余フィールド・ワークを続ける。福岡県文化財保護審議会専門委員、西南学院大学教授、田川市石炭資料館館長などを歴任。この間、英彦山の修験道調査やダム水没地域の民俗調査、文化庁委嘱の緊急民俗調査、市町村史編纂などに携わる。福岡市文化賞、福岡県文化賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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