内容説明
2年50ヵ国、1000人以上のビジネスマンたちと出逢ってきた起業家の世界一周の記録から学ぶ、グローバル世代の知識と教養。
目次
第1章 フィリピン留学
第2章 北米
第3章 中米
第4章 南米
第5章 アフリカ
第6章 ヨーロッパ
第7章 中東
第8章 アジア
第9章 帰国、その後
著者等紹介
太田英基[オオタヒデキ]
株式会社スクールウィズ(School With Inc.)代表取締役兼CEO。1985年生まれ。29歳。東北の温泉街出身。中央大学卒。大学2年次にビジネスプランコンテストで最優秀賞を獲得し、株式会社オーシャナイズを仲間とともに起業。手掛けた広告事業「タダコピ」は、現在日本全国160大学以上に展開され、若者に絶大な知名度を誇るサービスへと成長。丸5年働いた後、会社を辞めて世界一周へ。旅中や帰国した2012年以降、経済産業省・リクルートが主催する「Global Activity of Japanese」や「TEDxTokyo yz」をはじめ、各方面で講演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糜竺(びじく)
45
あくまで私の感覚ですが、2年かけて世界一周した事はとても凄い事なんですが、書き方が大げさというか、何というか、文体がブログレベルみたいな感じで情景が浮かびづらく、前半あたりはあまり内容に引き込まれませんでした。しかし、後半位から何だこれは!と思わせるエピソードが出てきて、段々と引き込まれていき、時には爆笑して読んでいる自分がいました。アフリカや、インドでのエピソードは、私自身が抱いていた先入観が覆されるような事も記されていて、読んでいて、つくづくまだ、自分は知らない事だらけなんだなと気付かされました。2017/08/24
hanagon44
17
学生時代から起業してすごいと思っていたら,案外世界情勢・常識で基本的なことが欠落していて驚いた。世界一周に出たことで知識ではなく身近なこととして頭に入り,恐いもの知らずの行動力と相まって今後すごい推進力を持つんだろうなと思う。日本はモノはいいけど(世界に向けてプロモートする)人がいないと何度か書かれていて,英語力が必要と力説してあったが,いいモノに必要な創造力や思考力などは日本語を源泉にしたもので,英語的思考になったら本家本元に敵うはずがない。英語を祀り上げずツールとして使う軽めの扱いがよいと思う。2015/05/04
リップ
16
旅というのは、訪れる場所ではなく出逢った人が形作る。それは私が留学に行って実感したことでもある。ホイホイと人について行けというわけではないが、世の中悪い人もいるがそれ以上に出会うべき素敵な人に溢れているものだ。私は当時は安全面を意識するがゆえになかなか挑戦できなかったが、初めて会う人と楽しく食卓を囲むことができたときはちょっぴり成長した気分だった。著者のタフさに比べたら子供みたいなものだが、人の成長なんて比べるべきものでもない。ただ自分なりに成長を実感できる人生を歩まなければと思った。2016/11/01
ミーホ
14
ノンフィクションをたくさん読んでいるザッキーさんのレビューに惹かれて。気に入るとそれ(ミステリー)ばっかりの人なのでいつもよい刺激です。興味津々ワードだったのは「短期留学」「世界一周」英語が苦手だった著者が仲間と立ち上げた会社を退社し、フィリピンでの短期留学を経て2年で50ヵ国を周り、1000人以上のビジネスマンとの出会いが綴られた本。ビジネス本的かと思ったら思いっきり旅本で楽しかった。バックパックの旅を自分もしてる気分になれるし、仕事も英語も頑張ろーと思った。予測通りにモチベーションが上がり満足満足♪2014/09/30
Koto
14
二年で 50ヶ国、1000人以上のビジネスマンと出逢ってきたという著者の体験記。世界一周にとても興味があるので手に取りました。著者が旅だったのは20代。英語もろくに話せない状態で飛び込み、ただの旅行ではなく将来のビジョンをもって動いていた行動力にはただただ驚き。私が今、視野も思考もいかに狭い世界の中で生きているかを痛感。もちろん私は世界を相手取るビジネスマンでなければそれで困ることはないけど、世界を知っている方がきっと何倍も面白い!いつか必ず世界へ、そのとき に私を待っているものは何だろうか。2014/09/20