内容説明
本書は、個別化医療の基本とその発展、さらにはバイオ医薬品業界や医療専門家らによる構想・考え方を収載し考察している。また、主要な疾患領域について、あるいは民族的問題・法的問題について実例を提示して論じている。
目次
個別化医療の基礎
個別化医療の基盤としての分子診断学
個別化医療におけるバイオマーカーの役割
薬理遺伝学
薬理ゲノミクス
薬理プロテオミクスの役割
個別化医療におけるメタボロミクスの役割
個別化された生物学的治療法
個別化医療の発展
がんに対する個別化治療〔ほか〕
著者等紹介
Jain,Kewal K.[JAIN,KEWAL K.][Jain,Kewal K.]
神経外科の専門家としての研鑽を積み、主としてカナダ、米国をはじめ世界の様々な専門機関で25年間診療・研究を行ってきた。この間、臨床研究の関心は、マイクロニューロサージェリーにおけるレーザー療法と高圧酸素療法の活用であった。1989年にスイスのバーゼルに居を移して以来、バイオテクノロジーに関与してきており、2000年、英国のFaculty of Pharmaceutical Medicine of the Royal Collegesのフェローとなった
阿部博幸[アベヒロユキ]
医学博士。国際個別化医療学会理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。