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きみに読む物語 もうひとつの愛の奇跡

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  • サイズ B6判/ページ数 338p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784902088847
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

日本中に「きみ読む」現象を起こした奇跡の愛の物語に待望の続編登場!

〈読者の熱い要望を受けて書かれた続編〉
本書は『きみに読む物語』の続編にあたる作品です。1996年に発表された『きみに読む物語』は全世界で450万部を越える大ベストセラーとなり、主人公ノアの「一人の女性に対する絶対的な愛」は世界中の読者の心をとらえました。『結婚式』は、ノアの再登場を熱望する読者の声を受けて2003年に発表されました。全米では200万部を突破し、アメリカの出版界でもっとも信頼性の高い〈パブリッシャーズ・ウィークリー〉と〈ニューヨーク・タイムズ〉の両方でベストセラー・リストの第1位(フィクション部門)を獲得しました。すでに映画化も決定しています

〈ストーリー〉
56歳のウィルソンは、29回目の結婚記念日を忘れてしまった。妻ジェーン(『きみに読む物語』の主人公ノアの娘)の心づくしのディナーと装いにも気づかなかった。深夜、ベッドで背をむけた妻が嗚咽をこらえているのに気づき、深く悔やむ。そして30年の結婚生活をふりかえり、自分を変えようと考える。
ウィルソンは、老人ホームで暮らす義理の父のノア(『きみに読む物語』の主人公)とちがい、実際的な現実主義者だった。結婚生活の大半を仕事人間として暮らし、家庭はあまりかえりみず、子育ても妻にまかせきりだった。しかし妻を愛していたし、新婚当時のようにふたたび愛されたいとも願った。彼は1年間ダイエットをし、妻とすごすようにし、日曜日に料理をつくった。しかし、ジェーンはよき妻としてふるまうものの、夫婦のあいだの壁はくずれなかった。
ウィルソンはときおり老人ホームにノアをたずねて助言を求めていた。ノアは近くの池にくる一羽の白鳥に毎日パンをやっており、それを亡くなった妻アリーの化身だと信じていた。医者はボケがきていると言うが、ウィルソンは笑わずに話を聞くので、ノアから信頼されていた。ノアは「きみなら、きっとジェーンの気持ちをとりもどせるよ」とはげます。
30回目の結婚記念日が来週にせまったある日、突然、長女のアンナが同棲相手と結婚式をあげたいと言いだした。祖父のノアを愛するアンナは、病気をかかえ、今年も心臓発作で八週間入院し、いつ死ぬかわからないノアに、ひと目花嫁姿を見せたいというのだが……。

<著者紹介>
ニコラス・スパークス Nicholas Sparks
1965年、ネブラスカ州生まれ。ノートルダム大学を卒業後、不動産仲介人、セールスマン、ウェイターなど様々な職業を経験した後、1996年に本書を発表、一躍人気作家の仲間入りを果たす。『きみに読む物語』は全米で累計450万部を越す超ベストセラーとなった。他にも『メッセイージ・イン・ア・ボトル』『奇跡を信じて』など発表する作品は常にベストセラー・リストをにぎわせている。

内容説明

家庭を顧みず、仕事一筋に生きてきたウィルソン、56歳。29回目の大切な結婚記念日を忘れ、妻との生活に危機が訪れる。困り果てた彼は、妻の父であるノアに相談を持ちかける。ノアはアリーとの愛にあふれた思い出をふりかえりながら、真の愛について静かに語りはじめる。ウィルソンは、ノアから大切なことをひとつひとつ学んでいく。そして、迎えた30回目の結婚記念。二人は、もう一度恋に落ちることになる―。ひとりの男が、妻の愛を取り戻すまでの奇跡を描いた、感動をよぶ愛の物語。

著者等紹介

スパークス,ニコラス[スパークス,ニコラス][Sparks,Nicholas]
1965年、ネブラスカ州生まれ。ノートルダム大学を卒業後、不動産仲介人、セールスマン、ウェイターなど様々な職業を経験した後、1996年に『きみに読む物語』を発表、一躍人気作家の仲間入りを果し、全米で累計600万部を越す超ベストセラーとなった

雨沢泰[アメザワヤスシ]
英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

つね

33
なんともロマンチックなストーリー。ノアの娘婿ウィルソンは妻ジェーンとの結婚記念日をど忘れしてしまう。普通に考えて、終わったな(^^;。子供達がみな家を出て二人になったときに、親から夫婦へ関係がスムーズに変わる(戻る)かどうかは、重要なポイント。崩れた関係を修復するのは難しい。それをウィルソンはやってのける。この上なくロマンチックなサプライズでもって。やはりノアが絡んでいたか。美しいニューバーンの家を舞台に前作の余韻も存分に味わえ、映画を観ているよう。熟年夫婦のバイブル健在ですね。2019/10/20

ぶんこ

24
夫婦の思い出が美しい。自分の思い出を何度も思い出しながら読みました。 ノアとアリー、その娘のジェーンと、夫で主人公のウイルソン。 其々が、たった一人だけの伴侶を愛し続ける幸せを感じました。 口下手で、思いを伝えるのが下手なウイルソンですが、誠実で温厚。理想の夫です。 義父のノアが、亡くなったアリーの生まれ変わりと信じている白鳥を、子供や周囲の人々が認知症かと心配するのが切なかったです。 読み終わって、我が夫婦も思い出を沢山増やしていきたくなりました。2014/07/21

くろうさぎ

23
図書館本…。読むのが遅くなったけれど、ノアとアリーの絆の深さと、一年かけてウィルソンが設えたサプライズに驚くと共に、その過程でウィルソンたちもまた二人が出会った時からのことをなぞらえて過ごしていくのもよかったです。こんなサプライズは外国の話だからできることかもしれないけど、それでも、とびきりのロマンティックなサプライズに読んでる方も幸せな気分になりました。2019/08/31

ゆめ

2
日本人じゃ考えられないほどロマンチック!!ここまでしてくれる人がいたらすごい幸せだろうなあ。2012/11/11

みなみ

2
熟年離婚の危機を乗り越えて行くお話。きみに読む物語の主人公だったノアもキーパーソンとして登場する。結婚30年でこんなサプライズをしてくれる夫っていいなぁ!2012/08/03

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