内容説明
芸術文化政策の理念を理解し、計画・実施・評価に必要な知識や考え方を学ぶ。歴史・制度・経済理論等の視点から解説。
目次
第1章 日本の文化政策の歴史的展開(第二次世界大戦前の文化政策;終戦直後の文化政策 ほか)
第2章 21世紀における国と地方の芸術文化政策(20世紀末までの文化政策の課題;文化芸術振興基本法の制定 ほか)
第3章 芸術文化政策の経済理論(経済学の考え方とその政策的意義;財政の役割 ほか)
第4章 文化施設をめぐる制度と課題(日本における文化施設の整備;指定管理者制度 ほか)
第5章 芸術文化政策における課題の展望(芸術文化政策における政府の立ち位置;芸術文化政策の評価 ほか)
著者等紹介
片山泰輔[カタヤマタイスケ]
青山学院大学総合文化政策学部教授。1988年慶應義塾大学経済学部卒業、1995年東京大学大学院経済学研究科修士課程修了、1998年同後期博士課程単位取得満期退学。1988年から2008年にかけて三井情報開発株式会社総合研究所、三和総合研究所(現・三菱UFJリサーチ&コンサルティング)、東京財団にて主任研究員等。1999~2012年関西学院大学大学院総合政策研究科客員准教授、2002~2006年跡見学園女子大学マネジメント学部助教授、2006年から2024年にかけ静岡文化芸術大学文化政策学部において准教授、教授(その間2012~2018年は大学院文化政策研究科研究科長)を経て、2024年から現職。公職として公益財団法人東京交響楽団評議員、港区みなと芸術センター統括参与等を務める。1995年芸術文化への公的支援に関する経済学的研究により日本経済政策学会大会50周年記念学会賞(奨励賞)、2007年著書『アメリカの芸術文化政策』(日本経済評論社)で日本公共政策学会学会賞(著作賞)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



