内容説明
「鍛金」という制約の多い古典的な工芸技法に革新的な表現をもたらし、素材“物質”への関与“行為”に生起する思考“方法”に造形の本質を探究。遥かなる時空へ向け制作を継続する美術家の造形論。
目次
1 造形的自己変革(造形的発端について;方法の理路・素材との運動 ほか)
2 素材論(物質との跳躍;「素材と身体」鍛金における)
3 造形の出口(風の吹いている草原;真空に向かう風 ほか)
4 随筆・寄稿(茶碗考;現代の芸術行為 ほか)
著者等紹介
橋本真之[ハシモトマサユキ]
1947年埼玉県生まれ。美術家。1970年東京藝術大学美術学部工芸科卒業。1972年同大学院鍛金専攻中退。2014年より金沢美術工芸大学大学院教授。1995年「第16回現代日本彫刻展」(宇部市常盤公園)で宇部市野外彫刻美術館賞と埼玉県立近代美術館賞、1997年「第17回現代日本彫刻展」で山口県立美術館賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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