内容説明
どうする特別支援教育。学校が変わる!?著者たちが求めているのは、通常学校・学級のありかたを変えることによって、障害のある子どもを受け入れる(インクルージョン)、あるいは、彼らを排除しないなかで通常学校・学級を変えていくということである。
目次
はじめに 現場へのエール
第1章 私がやっていること、やってきたこと(子どもと向きあうことから;日々やっていることがインクルーシヴ ほか)
第2章 インクルーシヴ教育をすすめるために(インクルーシヴな学校体制づくりから;障害児教育の「専門性」を問い直す ほか)
第3章 インクルーシヴ教育はあたりまえのことに(インクルーシヴ教育へと踏み出そう;世界の動向も知っておきたい ほか)
著者等紹介
嶺井正也[ミネイマサヤ]
1947年、鹿児島県鹿屋市生まれ。専修大学で教職課程担当、日本教育政策学会長、国民教育文化総合研究所代表、「障害児を普通学校へ・全国連絡会」世話人
田中禎憲[タナカヨシノリ]
1959年、山形県生まれ。山形県障害児学校教職員組合執行委員長、日教組障害児教育部副部長を経て、2000年より日教組中央執行委員・障害児教育部長。日教組内に新たに「インクルーシヴ教育推進検討委員会」を設置し、特別支援教育をインクルーシヴ教育へ転換する運動にとりくんでいる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。