内容説明
社会はポストモダンと呼ばれる新しい時代に入っている。心理学もこの新しい時代に即した「新しい形」を創っていかなければならない。そこで教育実践を重視した教育心理学の新しい方向性を意識して、この出版を企画した。特に本書では、心身ともに健康で、主体的で、かつ創造的な人間づくりを進めるために、副題を「自尊感情の育成と学校生活の充実」とした。内容は初心者にわかるように基礎的内容を中心にし、少し高度な応用的な内容や最先端の内容、というように、学習内容に幅を持たせ、読者の学習がさらに将来にわたって広がるように配慮した。それが教師による「実践コラム」、あるいは最先端の「研究コラム」である。
目次
1章 現代の教育心理学
2章 発達
3章 学習と動機づけ
4章 授業論
5章 教育評価
6章 学校適応
7章 自尊感情
8章 特別支援教育・発達障害
9章 道徳教育
10章 知能・学力・創造性
著者等紹介
荒木紀幸[アラキノリユキ]
大阪府に生まれる。1968年同志社大学大学院博士課程心理学専攻中退。現在、神戸親和女子大学発達教育学部・同大学大学院文学研究科教授、中国東北師範大学客員教授、兵庫教育大学名誉教授。博士(心理学)。専門は教育心理学、道徳性心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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