内容説明
オトヒメノハナガサ、ナガヅエエソ、テヅルモヅル、ハエジゴクイソギンチャク、ユメナマコ、キヌガサモズル、オオグソクムシ…ｅｔｃ。ここ２０年で深海の世界は、映像として捉えられるようになった。知られざる深海のいきものたちが、今ここに大集結。
目次
テングギンザメ―童話のキャラが深海にも！？
未記載種のゴカイ―愛くるしい遊泳性のゴカイ
ムラサキヌタウナギ―紫色のウナギは魚の御先祖様
お天道様イソギンチャク―美しい姿にだまされてはいけない！
ジョルダンギンザメ―スマートでクール！
カイロウドウケツの仲間―ガラス製の骨をもつ海綿
海楊類の１種―深海底にそそり立つモミノキ
オトヒメノハナガサ―海に咲く柳
ヨミノフタツノウロコムシ―カブトムシの頭みたいなシッポ
ホヤの１種―はらわたも包み隠さずお見せします〔ほか〕
著者等紹介
太田秀［オオタスグル］
１９４４年新潟県生まれ。１９７１年、東京大学大学院理学系研究科動物学修士課程を修了し、東京大学海洋研究所の助手に採用される。１９８４～８９年、同助教授を経て、東京大学海洋研究所教授・理学博士。４０年にわたって海洋生物の研究をしてきた第一人者である
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感想・レビュー
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賽子
1
★☆☆☆☆・・・「へんないきもの」が売れたので、後追いで急ごしらえで作ったのが見え見えな本。短時間で仕上げたせいか（あとがきに書いてあった）、内容が全然練れてなくて、とても分かりづらいです。たぶん編集者の仕事がいい加減なんでしょうねぇ・・・。あとがきはきちんとした文章が書いてあって、ここが一番面白かったです。当時は深海生物ものの本は数少ないので買ったけど、こんな作りの本は感心できません！2005/06/04
RuiRui
0
写真は白黒なのはともかく、似たような「何々の１種」みたいな、写真渡してコメント大量に書いてもらいました、みたいなのが多くて飽きる。そのうえ、文体が馴れ馴れしいというか口語体というか、統一感が全くなく、飲み屋で写真見せて専門家の雑談でも聴いてるかのようで萎える。2013/11/21
ao-king
0
写真、カラーじゃないとつまらない。それは予算とかあるだろうから仕方がないとして、文章があまり面白くもない。紹介する生き物によって文体が変わっていたり（ですます調のものと断定調のものが入り交じっている）して、「なんだこの素人仕事は」と思っていたのだが、あとがきでそれが意図的な物だと知ってより驚愕。それによって面白くなっているというのならともかく、まったく面白くない上に読みにくいという最悪の状態。編集者仕事しろ。急拵えの１冊ということが丸わかりで萎える。2013/01/27
ココ
0
深海魚の素晴らしさがわかる人、カモーン。2012/02/03
