出版社内容情報
女を愛せなかった家康
権威に盲従した秀忠
劣等感に苛まれた家光
これまで徳川三代の将軍といえば、タヌキの家康、父親の僕の秀忠、名君の家光というイメージであった。
本書は、幼少時代の出来事を中心に、まったく新しいアプローチで三人の真実の姿に迫っている。
いま解き明かされる、将軍たちの深層心理!
内容説明
女を愛せなかった家康、権威に盲従した秀忠。劣等感に苛まれた家光。これまで徳川三代の将軍といえば、タヌキの家康、父親の僕の秀忠、名君の家光というイメージであった。本書は、幼少時代の出来事を中心に、まったく新しいアプローチで三人の真実の姿に迫っている。いま解き明かされる、将軍たちの深層心理。
目次
第1章 源頼朝になりたかった稀代の政治家・徳川家康(二十世紀の経営者の人気を呼ぶ家康;政治の波に翻弄された竹千代 ほか)
第2章 徳川家康の心の軌跡が日本人の精神構造を規定した(家康は二十一世紀に生き残る社会心理学者か;部下の心理を巧みに読む ほか)
第3章 期待以上の成長を遂げた、権威主義将軍・徳川秀忠(家康に生き写しの秀忠;徳川家の血筋を受けた継承者 ほか)
第4章 ローマ皇帝カリグラになりそこなった、倒錯の将軍・徳川家光(盤石な幕府の基礎を築いた名将軍の正体;両親の期待を裏切った「ダメな子」 ほか)