目次
第1章 社会共同にもとづく福祉とその段階的成長(人間への進化による社会共同と原生社会形成における「共生」;階層社会への転回と差別福祉としての「救済」;自由社会の形成における自律的独立の社会的編成;自由社会の展開における自律的福祉の社会的編成)
第2章 宗教福祉としての“慈悲”と“カリタス”の形成(東洋の日本における仏教の「慈悲」;西洋でのキリスト教における「カリタス」)
第3章 日本における自由社会の成立と福祉の社会的編成(日本に自由社会を出発させる「維新」と天皇制の役割;天皇の「人間宣言」と半封建的な地主制の解体;日本における自由社会の形成にもとづく福祉の社会的編成)
解説 福祉学と福祉史研究のために―池田敬正氏の遺稿をめぐって
著者等紹介
池田敬正[イケダヨシマサ]
1930年1月1日生まれる。1953年3月京都大学文学部史学科卒業。1958年3月京都大学大学院博士課程修了。1962年6月京都大学大学院文学研究科国史学専攻「明治維新政治史序説」(博士論文)。1962年4月大阪府立社会事業短期大学(現大阪府立大学)教員。1977年4月京都府立大学文学部社会福祉学科教授。1992年3月同上定年退職(名誉教授)。1993年4月佛教大学社会学部社会福祉学科(現社会福祉学部社会福祉学科)教授。2001年同上定年退職。4月四天王寺国際仏教大学文学部社会福祉学科(現四天王寺大学)教授。2006年3月同上退職。2015年5月2日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ゆう。
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