内容説明
セックスよりも愉しく、しかもリスクなし!人類史上最古、最高の快楽「鼻ほじり」。その深くて豊かな愉悦の世界に貴方を誘う本邦初の手引書。
目次
1 鼻ほじりの歴史
2 鼻ほじりとは何か―あなたの質問にお答えします
3 鼻ほじりのテクニック―さらなる高みを目指して
4 鼻ほじりの悩み相談
5 鼻ほじりの豆知識
6 ノストリルダムスの大予言―星が語る未来
7 絵画表現に見る鼻ほじり
8 詩や歌の中の鼻ほじり
9 用語集
著者等紹介
難波道明[ナンバミチハル]
1974年生まれ。桃山学院大学英語英米文学科卒業。国内海外添乗員、造園師見習い、海外障害者施設でのボランティア活動などを経て、2004年より翻訳者として活動を開始。世界の歴史と人間の活動について広く関心を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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内緒です
16
大学の図書館で拝借。笑った。漫画じゃなく本で笑ったなんて初めて。第六章は電車の中で読んでてにやけてしまった。定価では買いたくないけど、欲しい。笑2010/10/27
ふろんた2.0
14
人間の快楽として気軽できる鼻ほじりを古代から歴史として、また技術的な要素を紐解く。また、偉人たちの鼻ほじり行為がもたらした歴史の影響も解く。鼻ほじり行為で思い出すのはサッカードイツ代表監督のレーヴ氏。人は社会的地位などに縛られることなく鼻ほじり行為に勤しむのである。ノーリスクとあるが、指先についた細菌やウイルスが鼻ほじり行為によって感染症を引き起こしやすいという話も聞く。せめて指先の衛生は保っておく必要があるだろう。2017/04/27
恋愛爆弾
11
逆になんでこんな薄い本なんだというくらいにヤバい熱量の嘘で世界と対峙している奇書。当分超えられそうにもない。2021/09/14
baboocon
6
超速読で読了。こういう実にくだらないことをいかにももっともらしく書くユーモア、嫌いじゃない。2017/03/19
真塚なつき(マンガ以外)
5
「セックスより愉しく、しかもリスクなし!」(帯より)人類史上最古、最高の快楽「鼻ほじり」の歴史やテクニック、文化史などを網羅した、鼻ほじり入門にはうってつけの本……んなわけあるか!ウソ!全部ウソ!それにしても著者には、日本近代文学では森鴎外に「大発見」なる随筆があることをご報告申し上げたい。「大発見」は衛生学を学びに独逸へ留学したところ鼻をほじるような民族が衛生学かねと笑われた鴎外が、西洋人は鼻をほじらないのか!と衝撃を受け、絶望のうちに帰国し、後にその証拠を掴んで狂喜乱舞するという、じつに心温まる一編。2012/12/02