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出版社内容情報
日本民族学の歴史に名を残す、鳥居龍蔵・澁澤敬三・梅棹忠夫・金関丈夫・佐々木高明の5名を軸に17本の論文を掲載。
日本民族学の歴史に名を残す、鳥居龍蔵・澁澤敬三・梅棹忠夫・金関丈夫・佐々木高明の5名を軸に17本の論文を掲載。日本民族学の発展を読む1冊。
内容説明
日本民族・文化はどこからきたのか。二〇世紀を通じた両みんぞく学のパラダイムとその変容を代表する5人の研究者の業績をおう。
目次
第1章 鳥居龍蔵(鳥居龍蔵―アイヌ調査および中国大陸の研究と日本文化起源論;鳥居龍蔵の見た北方の民族の交流と境界 ほか)
第2章 澁澤敬三(澁澤敬三―共同研究の夢と民俗学のビジュアル・ターン;澁澤敬三が組織する共同研究―昭和九年薩南十島調査を事例に ほか)
第3章 梅棹忠夫(梅棹忠夫―民族学博物館の完成と日本文明論のビジョン;文化のグローバル化と国際主義、民族主義、世界市民主義―梅棹忠夫の「日本文明の文法学」を読み解く ほか)
第4章 金関丈夫(金関丈夫―大東亜民俗学への挑戦と弥生渡来説;植民地台湾における金関丈夫の再評価―帝国の検閲とゆえなき誹謗を越えて)
第5章 佐々木高明(佐々木高明―最後の歴史民族学者の焼畑狩猟民文化論;縄文のまなざし―佐々木高明と特別研究「日本民族文化の源流の比較研究」 ほか)
著者等紹介
クライナー,ヨーゼフ[クライナー,ヨーゼフ] [Kreiner,Josef]
1940年オーストリア・ヴィーン市生まれ。現在、ドイツ・ボン大学名誉教授、法政大学国際日本学研究所客員所員。ヴィーン大学・東京大学東洋文化研究所で民族学・先史学・日本学を専攻。ヴィーン大学教授(1971~1977年)、ボン大学教授・日本文化研究所所長(1977~2008年)、ドイツ連邦政府ドイツ‐日本研究所初代所長(1988~1996年)法政大学特任教授などを経て現職。1962年以来、日本各地で民族学的フィルード・ワークに従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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