内容説明
全編イラストづくしの300頁。1日10頁、30日間楽しく読めば古代エジプト文明のすべてが身につく。
目次
うんちく・入り口編(MYTHOLOGY―神々の絵巻;HUMAN―エジプトを世界に紹介した男たち)
番外編 ぴょろ~ん紀行
うんちく・もっと深~く編(PHARAOH&HISTORY―ファラオ140人全員集合;SPHINX―謎が謎呼ぶグレート獅子)
著者等紹介
芝崎みゆき[シバサキミユキ]
1966年生まれ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
K’s本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゅわ
52
【図書館】齋藤孝先生「社会人が読んでおくべき50冊の必読リスト」よりチョイス。イラストはもちろん、すべての文字や罫線まで手書きで描かれている…奇跡の一冊です。複雑怪奇な神話や発掘の歴史、そしてファラオ140人を中心とした壮大な歴史、旅行記やスフィンクスの謎…と様々なエジプトに関する情報を解説。タイトル通り「予備知識がない人でも今日からうんちくが語れるようになる本」です。濃密な内容&ページの端々から溢れ出てくるエジプト愛に圧倒されますが、とてもわかりやすくまとめてあったので、楽しく読めました♪2015/09/25
たまきら
28
読みにくいけれどこんなにきちんと自分好みに整理されたエジプト本初めて!まさに大人の調べ学習です。この本の内容を覚えたらもう展示で混乱することはなさそう、というぐらい。王様たちの逸話が最高でした。これ、ほかのジャンルでもあるのかなあ?2021/08/04
アイアイ
25
今まで読んだ古代エジプト本で一番面白い。細かい字がノートにぎっちり詰められて神話、歴史、発掘家、旅行記がすべて手書きで描かれている驚きの一冊。 プトレマイオス8世~10世の話や、血族婚濃すぎるよ・・王が死ぬと家臣も殉職など惨い歴史。▽図書館 2016/04/13
春ドーナツ
21
グレート・妹尾河童さんの真の後継者(だと私は勝手に思っている)芝崎さんの本は、昨年古代ギリシアブームのときに初めて読んだ。という訳で、お久しぶりです! この圧倒的な情報量に人々はひっくり返るだろう。「アサシンクリードオリジンズ」の台詞や残された文書はとにかく固有名詞が多い。それが、いつの間にかある程度自動翻訳されて「ふむふむ、なるほどね」となる喜び。空間に対する知覚力もUPする。「あっ、この広場はファラオが己の力を誇示するために走り回ったところだ」とわかってしまううれしさ。芝崎さんの要約力にあやかりたい。2019/08/10
ぺん
15
毎年やってる正月や夏休みの民放TVの古代エジプト特番のうんちくは、すべてこの本の中から紹介されている、と断言してもいいくらい濃い内容(載ってないのは本書出版後の新発見くらい)。旅行ガイドもあり。フェアな視点で描かれているが現代に生きるわれわれを代弁するような突込みがそこかしこに入っていて笑える部分多し。手書き原稿がそのまま本になっていて絵もヘタウマ系なので好き嫌いは分かれそう。その芸風ゆえに、最後の方になるとだんだんページの書き込み密度が薄くなるのもご愛嬌。【読了日不明】蔵2004/10/01