内容説明
和風から洋風へ、食生活が激変する中で、最も大きな影響を受けているのは子ども達です。イライラする、すぐカッとなる、落ち着きがない―教育やしつけの問題と考えられてきた心の状態が食生活と関連していることを実証し、どんな食事が今の子ども達に必要なのか、どんな食べものを控えたら良いのかを本書は具体的に述べています。
目次
1章 雑食がサルからヒトへの道を開いた(何でも食べたサルと偏食のサル;雑食が脳を大きく育てた ほか)
2章 ビタミン・ミネラル不足の食生活が子どもの心と体をおかしくする(子どもの成長に必要な栄養素;栄養不足は子どもの脳の発達を妨げる ほか)
3章 教育やしつけの前に、ちゃんと栄養素のとれる食事を(現代型栄養失調の子ども達;いじめと食生活・中学生の調査から ほか)
4章 和食中心の食事で子どもの心と体を健康に育てる(日本型食生活のススメ;旬を食べる・旬を教える ほか)
著者等紹介
鈴木雅子[スズキマサコ]
1963年薬学を修めた後、ドイツのハイデルベルグ大学医学部に留学。1972年岡山大学医学部で医学博士号を受ける。1973年から福山市立女子短期大学教授。福山平成大学客員教授。健康と食生活について調査研究を続け、子ども達の心が食生活に大きく左右されることを実証し、注目をあびた。2000年日本文化振興会から「社会文化功労賞」を授与される。NPO法人日本食育協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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