視聴率の怪物王東順の企画の王道

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  • サイズ B6判/ページ数 271p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784901782081
  • NDC分類 336.17
  • Cコード C0036

内容説明

本書は、巷にあまたある「上手な企画書を書けるようになるため」のノウハウ本ではない。「企画」「アイデア」それ自体をどうやって生み出せばいいのか…に関する本である。『クイズ!ドレミファドン』『なるほど!ザ・ワールド』をはじめ、数々のヒット番組をプロデュース。近年ではiモードのヒットコンテンツをプロデュースする等、とどまることを知らないヒットメーカー王東順氏。彼と彼を知る人々を、一年近く丹念に取材し、新しい「企画」「アイデア」を発想するための、王氏の日常的な努力方法や考え方をきわめて具体的に紹介したのが、本書である。

目次

第1章 発想(思いつきこそ、アイデアのもと;目的さえ絞れば、アイデアは出てくる ほか)
第2章 立案(他人と同じことは絶対にやらない、オリジナリティを求める;常識を否定してみる ほか)
第3章 交渉(企画の基本方針は頑丈に、企画の見せ方はフレキシブルに;会議はできるかぎりねばり、諦めない ほか)
第4章 実行(サービスを提供する相手の目線に立つ;リアリティを徹底的に追求する ほか)

著者等紹介

王東順[オウトウジュン]
昭和21年11月30日生まれ。(株)フジテレビジョンに入社後、総制作番組本数2000本以上。『クイズ!ドレミファドン』、『なるほど!ザ・ワールド』『クイズ!年の差なんて』『新春スターかくし芸大会』『出たMONO勝負』などをプロデュース、“視聴率の怪物”の名を欲しいままにし、「フジテレビ黄金時代」を横沢彪氏とともに作る。近年、携帯電話コンテンツ・フジテレビサイトを立ち上げ、現在累積会員数が300万人を突破するなど、多彩な活躍で話題に。2001年7月(株)フジテレビジョン退社後、東芝、松下などの出資により立ち上がった、CSデジタル放送『イーピー放送』の編集局長として、3ヶ月でチャンネル編集を立ち上げた

品川裕香[シナガワユカ]
早稲田大学法学部卒業。出版社に12年間勤務したのち、独立。著書に『嫌な子・ダメな子なんて言わないで~ADHDを持つ子の姿と支援法』、訳書に『ティーンエイジ・ブルー』、企画編集した本に『手のつけられない子それはADHDのせいだった』『イルカは、なぜ人の心を癒すのか』『いつものカヤの外にいると思う人たち』などがある。幅広いジャンルにおける執筆活動を行っている
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

東京には空がないというけれど・・・

3
70~80年代のフジテレビ黄金期を築いた元プロデューサーが語った企画を生み出す方法論。読んでいると、現代の働き方改革とはまったく違う、連続徹夜も辞さなかった時代の熱気を感じる。とともに、燃え尽き感も感じた。ヒットのコツは、考え続けること、こまめにメモすること、こだわり、どれもこれも、職人気質に通じるものがある。スマホでなんでも短時間にこなせる時代に、テレビを見る人は減少してきている。これから、どんな企画が当たるのだろうか?AIが人間に替わって考えてくれるのだろうか。最後の判断はやはり人間なのだろう。2019/03/17

ドニーチョ

0
これは、よかったです。2008/05/11

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