内容説明
親方ついて出稼ぎにきた大工見習いのミンズは、都会で貧困や差別に怒り苦しみながらも強かに生きていく。さまざまな思いをかかえる少年の心情を丁寧に描きだした、国際アンデルセン賞作家・曹文軒の渾身の一作。
著者等紹介
曹文軒[ツァオウェンシュエン]
1954年江蘇省塩城市生まれ。作家。北京大学教授。過酷な運命に立ちむかう強い少年像を創り出し、「児童文学は文学である」と主張、1980年代中国児童文学の旗手として活躍。2016年国際アンデルセン賞作家賞受賞
中由美子[ナカユミコ]
長崎市に生まれる。縁あって中国語を学び、中国の児童文学と幸せな出会いをして現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。