内容説明
小・中・高の教育連携というテーマから、今日的な課題であるアクティブ・ラーニングとICT活用に向き合い、小・中・高・大で古典教育を行っていくための具体的な知識を提供し、指導法を提案。各章にはキーワードを太字にした要約文を付け、実践編の配列は小学校からの実践学年順とした。
目次
第1部 理論編(アクティブ(・)ラーラングとは何か―古典学習の視点から
国語科教育と情報通信技術の活用―学習者用端末・デジタル教科書を中心に ほか)
第2部 実践編(小学校(主体的・対話的で深い学びのある小学校古典学習)
中学校(古典文法の“アクティブ・ラーニング”型授業;技術・家庭科との教科横断型単元で日本の伝統文化を学ぶ―和菓子を題材として)
高等学校(『伊勢物語』第六段「芥川」の古典教材としての現在的意義―本文との往還・盗まれる女;古典の読みを深めるアクティブ・ラーニング―『更級日記』における『源氏物語』受容を探る ほか)
大学(国語科教育法におけるアクティブラーニングの実践―教員免許状取得を目指す学生のALイメージと授業作り;『源氏物語』でアクティブ・ラーニングは可能か―帚木巻「雨夜の品定め」のジグソー法を中心に))
著者等紹介
河添房江[カワゾエフサエ]
1953年生。東京大学文学部卒。同大学院人文科学研究科修了。博士(文学)。東京学芸大学教育学部教授。東京大学大学院人文社会系研究科兼任教授。一橋大学大学院言語社会研究科連携教授。専攻は平安文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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