内容説明
“質のいい存在”を見つめ、模索し、鍛錬する、そして、杉村春子、三島由紀夫、ピーター・ブルックら三人の天才との出会いまで。パリを拠点に「俳優漂流」50年、旅の途上から。
目次
1 今日は公演日で、舞台に
2 僕は五感のほかに九穴を持って
3 劇場に行く道すがら
4 劇場に着けば、同僚に挨拶をして
5 舞台に出る前は身体の各部の点検が
6 開演前に舞台の袖で
7 小学校に上がる前、僕は忍術映画に夢中で
8 芝居が終われば、幕が下りて
附 二〇一七年のはじめ、僕としては日本で初めてのオペラ演出を
著者等紹介
笈田ヨシ[オイダヨシ]
1933年神戸生まれ。1957年慶応義塾大学哲学科卒。文学座、劇団四季を経て、1968年より英国演出家のピーター・ブルック率いる国際演劇研究センターに所属。以後パリを拠点として、俳優、演出家として活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件