内容説明
共感すれば、体罰なんかいらない。先生、父母、指導者へ送るメッセージ。「子どもの可能性を伸ばすため」の一冊!
目次
第1章 子どもはなぜ笑顔になるのか
第2章 運命の数学教師
第3章 体罰なんていらない!
第4章 モンスターはいらない・作らない
第5章 卓球部、涙のビクトリーロード
第6章 先生、できました!
著者等紹介
大橋宏朗[オオハシヒロアキ]
昭和38(1963)年8月31日、北海道蘭越町生まれ。幼稚園から中学校までは北海道余市町で過ごす。小学校5年生頃、中学校教諭で卓球部顧問を務めていた父(大橋四朗)の影響から卓球を始める。北海道倶知安高等学校から東北学院大学・工学部応用物理学科へ進学。1986年に教員として、北海道八雲中に赴任、その後、38歳の時にアメリカ・コロンバス日本語補習校に教頭(文部科学省派遣)として赴任。帰国後、2006年、42歳で熊石第一中教頭、森中教頭を経て、2013年4月には49歳で長万部中の校長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
m-kuma
0
中学校教員で、卓球指導者でありながら校長先生である大橋先生の教育者としての一面を卓球王国が単行本にしてくださいました。先生は、卓球の講習会でも初対面の子をどんどんチャレンジさせ、どんどん笑顔にし、最後には「できました!」と言わせてしまいます。今日、余市町で大橋先生の講習会があり、先生の可能性を引き出される子どもたちをみて、改めて先生の教師としての素晴らしさを感じることができました。共感する姿勢、一緒に何かを見つけていけるような姿勢、大切にしていきたいなと。卓球部顧問でなくても、先生方は一読の価値あり!2014/02/15
Yuuki Takahashi
0
部活動の話が中心ではあるが、何よりも教育という視点で語られている。いつも子どもを伸ばそうと考えながら接していることが分かる。勝ち負けよりも教育的効果に重点を置いているように感じるが、実積も出しているところがすごい!繰り返し読んで、自分の実践に取り入れていきたい。2014/01/16