感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ころりん
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霊的形成についての本は多いけれど、これは本当に「形成(フォーメーション)」への道を示してくれる。 知識(インフォメーション)を積み重ねて、「霊的に進んだ人」に見られたい、で終始するものもあるだろう。 目的が「霊的成長」なら、それ自体、主や他者を手段とすること。でも、そんな「情報・機能性・Doing」の価値観が染み付いているのが僕らだ。 「形成・関係性・Being」に優先性を置き続ける。 ウェスレーの流れですが、改革派にも十分刺激的です。 また「他者のために」が柱の一つである、との展開も、ありがたい洞察。2025/04/05
メズゾース
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操作的でないみことばとの取り組みが提案される。しかし、メソジストの神学が背景にあるからか、なお、人間の主体性にウェイトが強く置かれているように感じる。様々なヒントはたしかに有益だが、わたしの準備、不準備にも関わらず、突き抜けてくるみことばの力への信頼をもっと持つ必要があると個人的には感じられた。なお、人間を神のことばと捉える捉え方は、良いと思う。逢坂元吉郎も強調したこと。2023/10/26
yuxxlogy
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良書2023/06/30